続・夏山に涼を求めて
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8月19日、講師の仕事で御岳山を歩いてきました。平日にもかかわらず、バスもケーブルも臨時便が運航するほど、
多くの登山客で賑わっていました。前回来訪時の記事に続いて、出会った動植物をご紹介します。夏山に涼を求めて
まずは言わずもがな、御岳名物のレンゲショウマです。満開の群落の周囲は撮影する人々でごった返していました。
最近、SNSなどでもレンゲショウマの写真が数多く見受けられますが、AIで作成されたものや不自然に補正や加工が
施されたものもかなり多いので、注意が必要です。一度生で花を見れば、きっと本物も見抜けるに違いありません。
山麓の沢筋と富士峰園地から武蔵御嶽神社にかけて目に付いた植物をご紹介します。散策の参考にしてみて下さい。
順番に、ソバナ、ヤマジノホトトギス、ツルリンドウ、イワタバコ、モミジガサ、ミヤマタニワタシ、キヌタソウ、
オクモミジハグマ、ヒメノガリヤス、ツノハシバミ、ソウシシヨウニンジン(f.)、フシグロセンノウ、ヒメフウロ、
クルマバナ、アブラチャン、ビロードシダ、キカラスウリ、ボタンヅル、ケンポナシ、アズマガヤ、サンカクヅル、
コケミズです。コケミズの小さな花や、オフシーズンのサンカクヅルなど、注目されることはほぼ無いでしょうね。
山ならではの種類も含め、昆虫も色々と発見できました。アカハナカミキリ、シラホシカミキリ、アオハナムグリ、
コクワガタ、ヒメツノカメムシ、アシグロツユムシ、ヒロバネヒナバッタ、タンザワフキバッタ?、ラミーカミキリ、
メリケントビハムシ、スギドクガ、イッシキキモンカミキリの食痕、ニシキキンカメムシの小集団と終齢幼虫です。
武蔵御嶽神社の境内では、受講生の一人が美しいカケスの雨覆羽を拾いました。里山や低山では比較的よく遭遇する
羽の一つですが、何度見ても感動的な色彩です。きっとご自宅の宝物コレクションに追加されたに違いありません。
・・今回は写真を撮りすぎて整理が追い付かなかったこともあって、撮影したほとんどの動植物をご紹介しました。
心残りは、林道で私たちの目の前にちょこんと現れたミソサザイを撮り逃したことくらいでしょうか。せっかく山に
来たのだからと、ついつい欲張ってあれやこれやと目移りしながら観察してしまったのがよくわかるかと思います。
山の上の涼しさに驚きつつ、日々のフィールドワークで培った観察眼を発揮しながら、充実の山歩きとなりました。



