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東京都レッドデータブック2023

5月3日、ご紹介が遅くなりましたが、東京都の本土部で絶滅のおそれのある野生生物に

ついて解説したレッドデータブックが10年ぶりに改定され、東京都環境局より、

「解説版」の冊子が発行されました。全ページのPDFデータがすでに公開されています。

PDFデータのダウンロードや、冊子購入方法の詳細については以下をご参照下さい。

種ごとの解説には減少要因や分布図が新たに追加され、より実用的な体裁になっている

だけでなく、掲載種についても大幅に見直しが行われ、充実の内容になっています。


また、今回は、より多くの方に東京の希少種の置かれた現状を知っていただくために、

図表や写真を用いて解説した「概要版」も併せて作成されています。

こちらは直感的にわかるよう工夫されており、環境教育での活用に期待できそうです。

(※概要版は都内の全ての公立小中学校に2部ずつ配布される予定とのこと。)


なお、「解説版」の製作には長池公園園長と副園長(当ブログ執筆者)が関わっており、

植物の種別解説のコメント執筆や写真提供などを多数、担当致しました。

東京の植物多様性を未来に繋ぐべく、私たちも精一杯頑張りましたので、興味のある方は

ご一読いただけましたら嬉しいです。長池公園をはじめ、由木地区に生息する動植物も

たくさん登場しますので、地域の野生生物の置かれている現状を改めて学んでみませんか?

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