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旅立ち前のアキアカネ

  • 8 hours ago
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6月11日、自然館中庭の草むらにアキアカネが飛んできました。赤トンボの仲間では一番身近に見られる種類です。

赤トンボといえば秋のイメージが強いですが、じつは今の時期に次々と羽化してきます。中でもアキアカネは特異な

性質があり、羽化後1週間ほど平野部や丘陵地の水辺で過ごしたのち、より高い山へと大移動を行うのです。夏休みの

高原や避暑地の牧場で赤トンボが群飛するのを見たことがあったら、それはきっと彼らに違いありません。長距離の

季節移動を行う理由についてはアキアカネが30℃を超える暑さに適応できないからだといわれており、日中も涼しい

高地で盛夏を過ごしたあと、秋雨前線の通過を契機としてまた生まれ故郷に戻ってきます。一斉に戻ってくる頃には

今よりもずっと赤みが濃くなっているので、「あ、赤トンボがたくさん飛んでる!秋だなぁ・・」となるわけですね!

指を差し出したら止まってくれたので記念にパシャリ。赤トンボの仲間は胸の側面の模様で見分けるので、横からの

アングルを撮っておくのが大事です。間もなく迎える旅立ちに向け、準備を整えています。頑張ってほしいですね!

この日も、作業の合間に極小サイズのチビタマムシの仲間をいくつか観察しましたが、突然、目の前の丸太に大きな

ヤマトタマムシが現れて、その迫力にびっくり。チビタマムシがあまりにも小さいので、同じ仲間とは思えません。

これから7月頃にかけて、大きいほうのタマムシたちもどんどん数が増えてくることでしょう。2枚目以降の写真は、

順にコウゾチビタマムシ(ヒメコウゾ)、ソーンダーズチビタマムシ(ウツギ)、アカガネチビタマムシ(ウツギ)です。

この日、出会った昆虫のダイジェストです。順にビロウドカミキリ(羽化不全)、アオジョウカイ、ナナフシモドキ、

モンシロチョウ、ウスモンツツヒゲナガゾウムシ、オビモンハナゾウムシ、オジロアシナガゾウムシ(産卵の様子)、

シロコブゾウムシ、コマルハナバチ。コマルハナバチが止まっているのはヤブレガサの花で、堀之内沖ノ谷戸公園の

雑木林林床に咲いていたものです。春先、地上に顔を出した芽生え姿からは想像できないほど立派に育ちましたね!


 
 
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