推しのキツネガヤ
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6月15日、東京都立大学牧野標本館で開催されたハーバリウムスタディに参加してきました。テーマはタケ・ササの
仲間の見分け方です。種類が多く、どれも一見して同じように見えるタケ・ササの仲間を識別するための勘どころを
この分野の専門家であるH先生が、フィールドワークと座学の双方で、わかりやすく、丁寧に解説して下さりました。
これまで、雑木林の林床にたくさん生えているササはほとんどがアズマネザサだと思い込んでいた私は、目から鱗の
内容でした。ちゃんと手にとって、ルーペを使って識別形質を確認していくと、トヨオカザサやキボウシノといった
種類が次々に見出だされます。見慣れたモウソウチクの竹林に、かなりハチクが混生していることにも驚きました。
また熱帯性の植栽種、タイミンチクも初めて認識することができました。これは本当に新しい世界・・頑張らねば!
フィールドでの実習中、竹林の縁の足もとに2種のイネ科雑草が生えていました。キツネガヤとオオアワガエリです。
タケ・ササに比べれば、イネ科はまだとっつきやすいと思うのですが、それでも美しい花の咲く草花ほど注目される
ことはほとんどありません。じつはこのキツネガヤは、私が植物を覚え始めた学生時代に人から教わって初めて認識
した思い出深い雑草の一つでもあります。シンプルな名前(※由来は諸説あり)、線が細く上品な輪郭、湿り気のある
やや自然度の高い環境でしか見られない点など、隠れた魅力の詰まった逸品だと思います。ほら、美しいでしょう?
タケ・ササ類というマニアックなジャンルであるにもかかわらず、これを機に勉強したいという熱心な植物愛好家も
多く、定員いっぱいの参加者。一度、頭の中を整理してから今後のフロラ研究や公園管理にも生かしてまいります!
おまけ。昆虫を見ないとどうも落ち着かないこの頃・・ヒゲナガサシガメとトビサルハムシが登場してくれました!



























