マダラアシナガゾウムシとコシロアシヒメハマキ
10月9日、由木東小学校5年生を対象とした校外学習の第2回目、「由木の宝探検隊~里山を通して~」の授業支援を
行いました。夏の初回と同じ、東中野の民有地の里山が舞台です。季節が動いたので、自然の変化に注目しました。
今回、私は探検コースとなっている小径に定められた各ポイントのうち、一番奥にある樹林地内を担当しましたが、
思いのほか生きものが少なく、ネタ探しに苦労しました。ビンゴカードを片手に歩き回る子どもたちより先に到着、
生きもの探索を開始してようやく見つけたのがこちらの甲虫。久しぶりの登場となるマダラアシナガゾウムシです!
危うく葉っぱの間に挟まったゴミだと思って見逃してしまうところでした。樹皮などに擬態している姿は見たことが
ありましたが、こんなに目立つところにいるのに目立たない・・ある意味、このゾウムシの本気を見た気がします。
このあと、たくさんの子どもたちがマダラアシナガゾウムシを不思議そうに観察して、感嘆の声を上げていました。
同じポイントを担当していた市役所職員の方がもう1種、擬態名人の昆虫を見つけて下さりました。トキリマメの葉に
乗っかっていたこちら。鳥の糞にしか見えませんが、よく見たら触角や翅がちゃんとあって、蛾だとわかりました。
2人とも名前がわからなかったので、その場で調べてみたところ「コシロアシヒメハマキ」でした。とても、一回では
覚えられそうにない名前・・こういう難しい名前はむしろ子どもたちのほうが的確に覚えていたりするんですよね!
林道上にはハグロケバエの幼虫集団が点々と見られ、落ち葉の間でわしゃわしゃと蠢いていました。気持ち悪い光景
ではありますが、落ち葉や腐食質をもりもり食べて分解してくれる、森林生態系ではとても大切な存在といえます。
薬師堂にはニホンミツバチが集まっていました。こうしたちょっと目を覆いたくなるようなシーンも、秋の里山では
お馴染みの光景。季節を感じる風物詩の一つとして、多くの方に受け入れてもらえるようになったら良いのですが。
今回もまた、地元で活動するエコトピアの皆さんが活躍して下さりました。大所帯の受け入れ、お疲れさまでした!



