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オオミゾソバの花園で

7 hours ago
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10月7日、毎年10月の第2水曜日は小中一貫教育の日の基準日に定められています。八王子市内でも中学校区単位で

小学校と中学校の教員が集まり、授業見学やテーマに沿った発表や意見交換などが行われます。この日、鑓水地区の

連絡協議会(由木西小、鑓水小、鑓水中)でゲスト講師を拝命し、3校合わせて60名以上の教職員の皆さんを対象に、

学校林の案内と教育への活用事例についてのレクチャーを行ってきました。普段、子どもたちの前ではほとんど緊張

しませんが、大人数の先生方が相手となるとやはり緊張します。なんとか無事に遂行できて、ホッとしたのでした。

話は変わりますが、長池公園の体験ゾーン内、田んぼの最上段にある湿地ではオオミゾソバが開花中です。ピンクの

お花畑は壮観で一見の価値があります。これだけ見事に咲いていると、美しい姿を写真に残したいと思うでしょう。

野草撮影の技術を磨く練習相手としても、絶好の被写体です。私は“いいな”と思った草花はとにかくいっぱい撮る

ことにしています。カメラの知識や技術が乏しいぶん、何枚も撮影しておくことで、後悔しないようにしています。

シャッターをたくさん切るということは、同じ草花をそれだけあらゆる角度や視点から観察することにもなるので、

おすすめです。一発勝負と違って相手との対話に時間をかけ、理解し、思いを巡らせ、味わう・・そんな時間です。

そうはいっても、最低限、撮る時に意識しているポイントはあります。1つは被写体選び、もう1つは立ち位置です。

特に群生している草花の場合、どの子を撮るか様々な点を考慮して決めています。鮮度や“その種らしさ”といった

個体による違いだけでなく、シチュエーションやバランスなど、撮影条件に関わる要素も被写体選びでは重要です。

2つめの立ち位置ですが、これも大事だと思っています。まず、被写体を点ではなく面で捉えるということが、植物の

場合は肝になります。手順としては、まず被写体となる2~4個程度の花を線で結び、面を作ります。その面に対して

真正面の位置にカメラがくるように自分の立ち位置を調整するのです。図鑑的な写真では葉にもピントを合わせたい

ときがあるので、その場合は花と花、さらに葉も含めて面を作ることもできます。あとは上下の移動で背景をうまく

処理しますが、花目線に近い低い位置から撮ると、バックが遠景になるのでうまくいくことが多いです。絞りなど、

上手に設定を変更すれば解決できるのですが、意外と、被写体選びと立ち位置の調整さえちゃんとおさえておけば、

それっぽい写真が撮れますのでぜひ試してみて下さい。1枚目はオオミゾソバの形態的な特徴を写し込んだ作例です。

オオミゾソバに限らず、タデ科の草花は同一花序の花が一斉に開花することが少なく、蕾の中にポツリポツリと花が

混ざっている・・というケースが多いのですが、この場所ではかなり高い割合で開いた花を見ることができました。

蕾と開いた花とでは、印象がガラリと変わります。そのギャップが面白くて、クローズアップでも撮ってみました。

そしてもちろんこの見事なお花畑の全景にもトライしましたが、風景写真はどこをどう切り取って良いかわからず、

正直言って苦手です。思い切って奥の古代米にスポットを当てて、オオミゾソバを脇役にしてみたら案外良い感じ。

ちなみに、本記事の写真は全て1本の単焦点(※ズーム機能が無い)レンズで撮影しました。望遠マクロさまさまです。

いつもあまり余裕が無くて、ササっと記録的に撮ってしまいがちな草花の写真ですが、時間をかけてじっくり草花と

向き合いつつ、試行錯誤しながらシャッターを重ねていく、そんな時間の尊さを改めて感じる朝のひとときでした。

おまけ。冒頭で紹介した小中一貫の様子です。学校林に60人を超える大人の大行列!・・修験道ではありません笑。


 
 
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