ハルタデちゃん
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7月1日、夕方に公園スタッフがヒグラシの初鳴きを確認しました。これで一気に梅雨のセミ3種類が出揃いました。
長池公園の雨庭で調査を続けている工学院大学の学生が来館し、自然館屋上に設置した雨量計をチェックするために
同行しました。前回、屋上の様子を見に行った際に一面に咲いていたマツバウンランやハハコグサはすでに枯れて、
めぼしい花といえば、ネジバナやヘラバヒメジョオンが点々と咲いているくらいでした。そんな中、数個体のタデが
目に留まりました。花序は直立していて、蕾の赤と花の白のコントラストが何ともいえない味わいを醸しています。
タデの仲間を見分ける時に必ず確認しなければならない托葉鞘(たくようしょう)という茎の節の部分を見て見ると、
上縁に長い毛があります。これらの特徴から、ハルタデと判別できました。私の大好きな“ハルタデちゃん”です!
親しみを込めて、思わず“ちゃん”を付けて呼んでみたくなる、そんなお気に入りの雑草・・皆さんはありますか?
ハルタデちゃんを堪能し、上機嫌で調査の様子を見守ります。辺りの草の茂みからは、ショウリョウバッタモドキや
ホシササキリなどが飛び出してきます。草屋根で生きる小さな生きものの世界、いずれじっくり調べてみましょう。
ところ変わって長池公園園内で開花中の植物を少しご紹介。ジョウシュウカモメヅル(体験ゾーン田んぼ土手ほか)、
オオバノトンボソウ(つくいけの道沿いの林縁・雑木林トレイル築池側入口付近)、ヒメシロネ(自然館中庭に植栽)。
カモメヅルの仲間は年に何回か開花ピークがあり、見頃を予想するのが難しい種類の一つです。反対に、野生ランの
仲間は開花期がほぼ一定です。オオバノトンボソウのクリオネのような花が、いつの間にか見頃を迎えていました。
最後は皆さんへの質問です。ミツバウツギの葉がレース状になっているのをよく目にします。何かの虫が葉を食べた
リーフマインではないかと思うのですが、いったい誰の仕業なのでしょうか?もしご存じの方はぜひ教えて下さい!
透過光が美しくて目を奪われました。こんな情景を見る度に、やっぱり虫たちはアーティストだなぁと思うのです。
※追記:里山サポーターの方と自然館スタッフより、それぞれアーティストの正体について返答をいただきました。
ミツバウツギナメクジハバチの幼虫が、葉脈を残して食べ進んだ痕跡だそうです。そのままの面白い名前でしたね!
おまけ。こちらは音楽家。先日から一斉に鳴き始めた蓮生寺周辺のヒメハルゼミの合唱を動画で録音してみました!





















