ニセカラクサケマン
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4月4日、南町田へ出かける用事があり、そのついでに相模原市南区の国道沿いに生育する外来雑草を見てきました。
ヨーロッパ原産で、ムラサキケマンによく似た白い花と繊細な葉が特徴の半つる性植物、ニセカラクサケマンです。
“ニセ”というからには本家のカラクサケマンという帰化種も存在しますが、こちらはまだ見たことがありません。
ニセカラクサケマンが生えているのは、交通量の多い道路沿いの植え込みとその周辺の道ばたです。探すまでもなく
辺り一面に群生しており、ちょうど花盛りでした。この場所は2003年に初めて確認されて以降、現在まで継続して
発生が見られるため、よく知られていますが、神奈川県全体でみると、鎌倉市など見られる範囲はまだ限定的です。
東京都でも八王子市内や世田谷区などで局所的な発生が確認されているので、これから増えてくるかもしれません。
観察中に雨が強くなってきて撮影に苦労しましたが、特徴的な葉の様子です。ムラサキケマンよりも、切れ込み方が
優しい感じで隙間があります。どちらかといえばエンゴサクの仲間やセリ科の葉っぱのような柔らかさを感じます。
そして何といっても、この生え方が非常に独特です。半つる性ということで、周囲の植物や構造物に寄りかかったり
巻き付いたりしながら壮大な群落を作って繁茂しています。ふつう、ムラサキケマンはシンプルな株立ちになるので
群落全体の印象は全く異なっていました。他人の空似ではありますが、マメ科のクサフジの仲間と似た雰囲気です。
これほど大きな群落があちこちに広がっているにもかかわらず、周辺の地域にどんどん分布を拡大することもなく、
局地的な定着にとどまっていることがむしろ不思議に感じました。ともあれ、心ゆくまで観察できて良かったです。
参考までに、自然館周囲で見られるムラサキケマンの仲間を載せておきます。1枚目はムラサキケマンです。2枚目は
ムラサキケマンの花の色が白っぽくなるタイプの品種でシロヤブケマンと呼ばれるものです。3枚目はキケマンです。







































