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ツミとフデリンドウ

  • 5 hours ago
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3月30日、雨が極端に少なかった影響なのか、ここのところ姿池最上段に大量の藻が発生していました。正直言って

いつ苦情が来てもおかしくない状況でしたが、この日ようやく水抜き清掃を実施することができました。緑地作業の

チームが堤防下の余水吐部分も含めて汚れを一掃して下さったので、一安心です。お疲れさまでした。清掃実施中に

捕獲されたアメリカザリガニや外来魚を岸に置いておいたところ、全てカラスが咥え去っていったくれたそうです。

清掃を終えて撤収準備にとりかかっていると、近くの梢で猛禽類のツミが盛んに鳴いていました。最近、芝生広場や

姿池の周辺でよく鳴いているので、ひょっとしたらこの辺りで繁殖するのかなと思っていたところです。堤防の上を

横切ってつくいけの道に降りたようだったので見に行くと、集草場裏の高いところに雌のツミが止まっていました。

距離があったのであまり鮮明ではないものの、証拠写真です。近くで繁殖する可能性が無いわけではありませんが、

ひょっとしたら、花蜜を求めて桜並木に群がっているメジロやヒヨドリを狙って通ってきているのかもしれません。

そういえば先日、芝生広場に散らばっていたシメの羽が拾得されましたが、これも彼女の仕業だったのでしょうか?

ところで、南エントランスゾーン、やまざと駐車場裏手のセンダンの木の下では、フデリンドウが次々に咲き始めて

いました。園内には何か所かフデリンドウの群落がありますが、ここは毎年一番乗りで開花します。よく見てみると

花の中心の様子が花によってちょっと違っていますね。これは雄性先熟という習性による違いで、開花して間もない

花は雌しべの周りを雄しべが取り囲んでいます。一方、開花してしばらく経った花は中央の雌しべが雄しべの間から

突出してその先端が2つに裂けています。一見すると同じように見える花でも、時間の経過とともに変化するのです。

写真の4・5・7枚目は雄性花、6枚目は雌性花です。突き出た雌しべが裂ける姿はクジラの潮吹きを連想させます。

午後からは里山保全隊活動が行われました。参加された10名を2つのグループに分けて作業を行いました。繊細さん

グループはホタルカズラ群落の手入れに取り組み、ホタルカズラの匍匐枝や芽生えに気を付けながら落ち葉の除去と

選択的ササ刈りを実施しました。また、第1デッキ横の斜面に咲いたアメリカスミレサイシンを20株駆除しました。

パワフルさんグループはながいけの道ストッカーの腐葉土回収を実施し、バケツ17杯分を回収して下さりました。

回収してきた腐葉土は、園内の花壇整備や域外保全植物の栽培などに、積極的に活用していきたいと考えています。

園内で開花中の植物をいくつか紹介します。雑木林の林縁や園路沿いでよく見るミツバツチグリとタチツボスミレ、

堤防の斜面芝地に咲くカンサイタンポポ、石の隙間から生えるカントウタンポポ、やっと見頃を迎えたヤマザクラと

ソメイヨシノです。これからしばらくは、サクラの花と各種広葉樹の芽吹きの美しいコラボが堪能できそうですね!


 
 
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