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コケリンドウとダンダラチビタマムシ

  • May 24
  • 3 min read

5月17日、最近は季節的なこともあって生きものの写真が表紙を飾ることが多かったので、今日は植物をセレクト。

先日、別所1丁目のある団地の片隅でコケリンドウの群落が見つかりました。フデリンドウはあちこちにありますが、

コケリンドウははるかに少なく、東京都でも絶滅危惧種に指定されています。由木地区では鑓水の厳耕寺谷戸周辺で

広範囲に見られるほか、中山の小池谷戸などでも確認されていますが、多摩ニュータウンエリアでは、生育に適した

湿潤な芝草地が少ないこともあって滅多に見られません。かつては南大沢八幡神社の境内にもありましたが、改修の工事に伴って姿を消しました。私の知る限りでは、多摩ニュータウンエリアで現存する2ヶ所目の生育地となります。

そこで、13日の昼休みに現地を訪れてみると、ちょうどまさに花盛りのコケリンドウの群落が出迎えてくれました。

以前、コハナヤスリというシダ植物を確認した場所だったのですが、季節がちょっとずれるだけで植物も変わるので

コケリンドウの存在には全く気が付きませんでした。やはりまだどこかに人知れず自生しているかもしれませんね!

さて、17日に時を戻します。4月頃に、今シーズンはチビタマムシの仲間を重点的に見ていこうと心に決めたので、

それぞれの種の食草を頭に叩き込み、それらの植物を見るたびに、葉上にチビタマムシが止まっていないか確認する

ようにしてきました。今のところ順調で、昨シーズンと合わせて12種類ほど観察することができました。いわゆる

普通種はパッと目に入るようになってきましたが、ゴミやイモムシのうんちまでチビタマムシに見えてしまいます。

この日もいつものように、自然館前でアカガネチビタマムシのいるサラサウツギの葉を眺めていたところ、明らかに

大きなサイズのチビタマムシがコナラの実生苗に止まっているのに気付きました。大きいといってもチビタマムシを

意識していなければ、絶対に見過ごしてしまう、わずか3.5mmほどの物体です。それでも、一目見た瞬間に名前が

出てきました。ダンダラチビタマムシです。毛の模様がはっきりしていて、先日ご紹介したサシゲチビタマムシにも

どことなく似ていますが、色はより黒っぽく見え、何より食草が異なっています。ダンダラチビタマムシは広食性で

コナラ、クヌギ、アラカシなどの葉を好むそうです。いやいや、どの木も普通にありすぎて、逆にどこをどう探せば

見つかるのか、全く手がかりを得られずにいたのでした。ビギナーズラックなのか、目が肥えてきたのか、それすら

まだよくわからないのですが、何はともあれ、会いたいと思っていた種類にお目にかかれてとても光栄なのでした!

おまけ。芝生広場の片隅に刈り残された雑草に昆虫たちが潜んでいました。ウズラカメムシとコフキゾウムシです。


 
 
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