誰のお尻?
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 11月2日
- 読了時間: 2分
11月1日、早いものでもう11月です。毎年のことなのですが、10~12月は対応が立て込み、
うっかりすると秋の自然の見どころを逃してしまうので、季節の変化を五感で味わうための
アンテナは大切にしつつ過ごしていきたいと思います。意識次第で景色も変わるものです。
この日は休みでしたが、所用でちらっと長池公園へ出向くと、パーキッズの小学4年生で
野鳥観察にのめり込んでいるKくんが家族で散策に来ていました。私も彼と同じ歳の頃には
まだ見ぬ野鳥を追い求めて各地に出かけていたので、自分と重ね合わせてしまうのでした。
それにしても、第二デッキの茂みに佇むキビタキを目ざとく見つけたり、小鳥の地鳴きを
一つ一つちゃんと聴き分けていたりと、短い期間で急成長を遂げたことが伺えて感心感心!
つくいけの道を一緒に歩いていたら、頭上で大きな声がしました。見上げてみると、お尻!
正体はこの子、最近渡ってきたばかりで体験ゾーンを縄張りにしているジョウビタキです。
この子は、いつも落ち着きがなく気が立っているように感じます。渡来直後だからなのか、
性格的なものなのか、もう少し時間が経てばはっきりするでしょう。姿は可愛いの一言!
田んぼの脇の水路の様子を覗こうとしたら、ヤマグワにキボシカミキリが飛んできました。
止まった先を見て仰天!なんと、幹や枝に計10匹ものキボシカミキリが止まっていました。
成虫越冬しないカミキリムシの中では、もっとも遅い時期まで活動を続けている種類です。
冬越しはできなくても、12月くらいまでは動いているので、年越しカミキリができるかも?
長池の奥では、相変わらずオシドリたちが休んでいました。日が暮れると長池から出かけて
雑木林のドングリなどを採食しに行っているようです。日によって8羽だったり3羽だったり
するのですが、帰ってこない子たちはいったいどこで一休みしているのか、気になります。
最近の記事は、気になることや話題提供が多いですね笑。皆さん、情報提供にご協力を!
おまけ。この日は自然環境復元協会主催のレンジャーズプロジェクトというボランティアの
派遣プログラムで、タマノカンアオイ救出作戦が実施されました。自然環境保全実習の中で
やり切れなかったタマノカンアオイ周囲の選択的笹刈りを見事にやり遂げて下さりました!































