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見返り美人

  • 6 days ago
  • 3 min read

5月11日、朝のバス停でいつもどおり植え込みウォッチングに勤しんでいると、ヒラリと小鳥の影が横切りました。

野鳥観察モードに切り替えて目で追ってみます。フェンスに止まった小鳥の正体は美しい雄のイソヒヨドリでした。

もはや近所でも顔なじみの小鳥になっていますが、いつでも同じ場所にいるわけではないので朝からツイています。

週明けでたまたまザックに入っていた望遠レンズを急いで取り出し、カメラを向けるとこちらを向いてくれました。

大型ツグミ類のほとんどが渡り去ってしまった多摩地域では、同じような体型の鳥がいないので、シルエットだけで

「あ、イソヒヨだ!」と簡単に同定ができます。嘴がやや太めで長く、ゆっくり羽ばたいて飛ぶのも印象的ですね。

この日は別所小学校5年生+おおぞら学級の皆さんが来園し、里山の米作りについて学びました。といっても、彼らは

田んぼではなく、これから半年かけてペットボトルで稲を育てます。その前置きとして、実際に長池公園の田んぼの

様子を見学しつつ、谷戸の仕組みや田んぼのサイクルについて説明を受けました。そして園内の別の場所へ移動し、

各自が持参した容器にミニ田んぼ用の泥土を採取しました。かつて、多摩地域は谷戸の豊富な湧水を使って田んぼを

営んできましたが、今ではそのほとんどが宅地造成や耕作放棄などによって失われてしまいました。もし長池公園に

田んぼが無かったら、彼らは本物の田んぼを見る機会すらなく、米作りをスタートしていたかもしれません。やはり

少しでも、“ホンモノ”に触れておくことが大切です。無事、美味しいお米ができるように応援したいと思います!

対応中には旬の生きものたちに出会いました。別所小学校の児童の多くは“長池公園慣れ”しているので、私たちも

驚くほど、次々に生きものを見つけたり、名前を教え合ったりと盛り上がってくれます。何よりも嬉しい瞬間です。

写真は順に、ナガサキアゲハ(雌)、ヨツボシテントウ、ヒメマルカツオブシムシ、アシナガコガネです。ガマズミの

花が各所でなんともいえない匂いを放っていますが、その花粉を求めて様々な甲虫が訪花していて楽しくなります!

午後は里山保全隊の定例活動も行われました。ながいけの道沿いに移植されたエビネの周辺が、だいぶ草ぼうぼうに

なりつつあったので、雑草を選択的に刈り取っていただきました。どこも草が伸び盛りで里山保全隊は大忙しです。

これからどんどん気温が上がりますが、季節を追って変化していく里山を楽しく安全にお手入れしていきましょう!


 
 
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