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センブリ観察と保護作業のお誘い

11月6日、先月20日に堀之内東山そらみの森緑地内で見つけたセンブリが満開でした。

この時を楽しみにしてきましたが、想像していた以上に見事な花姿を見せてくれました。

言葉にならないほどの感動を噛み締め、観察に没頭したことはいうまでもありません。

今週11月8日の午前中に、マスターズプログラム(シニアボランティア)の活動として、

このセンブリ群落の周囲に保護柵を設置する予定です。草刈りや踏み込み、盗掘などから

群落を保護するためのものです。その際、開花個体と実生のカウント調査も行いたいと

考えています。それらの作業のお手伝いも兼ねた、センブリ観察会を急遽、企画します。

センブリの可憐な姿を、私たちスタッフだけで楽しむのはもったいない、皆さんにもぜひ

楽しんでいただきたい、そして今後も大切に見守っていってほしいという思いからです。

11月8日(水)9時30分に堀之内東山もりみの公園(東山自治会館の隣にある遊具の広場)集合。

そこから歩いて生育地までご案内します。観察会自体は30分ほどで終了する予定です。

先述の作業をお手伝いいただける方は、作業終了(最大12時)までどうかお付き合い下さい。

参加の申し込みは不要ですが、当日の朝までに下記までメールをいただけると助かります。

小林 taketo●pompoco.or.jp(※アドレスの「●」の部分を「@」に変えて下さい。)

ところで、センブリ群落中には写真1・2枚目のような籠目模様の入った丸い葉っぱが

いくつも顔を出しています。じつはこれらはセンブリの実生、つまり芽生えの姿なのです。

秋に芽生えたセンブリはこの可愛らしい葉っぱのまま冬を越し、翌年の秋に開花します。

実生が多数発生しているということは、来年も新しい個体の開花が期待できるはずです。

ちなみに3枚目は実生探しをしている時に偶然見つけた希少種、ハマハナヤスリです。

話は変わりますが、9月21日に視察でお邪魔した神代植物公園植物多様性センターの一行が

今度は長池公園自然館へ見学にいらして下さりました。お互いに良いアイディアを情報

交換し合って、施設運営に役立てられると良いですね。ご来館ありがとうございました!

おまけ1。秋葉台公園の刈込作業を終えた作業班からの素敵なお土産、ムベの果実です。

おまけ2。ヤマグワの枝そっくりな姿をしたクワエダシャクの幼虫、落葉前に早くも発見!


おまけ3。昨晩はマミチャジナイの渡り通過極大日でした。夜の20時から24時頃にかけて、

10分間隔で、ほぼ絶え間なくマミチャジナイの小群のフライトコールが聴こえてきました。


おまけというよりは備忘録でしたね。自然の記録は忘れないように書き留めていきます。

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