オナガサナエとソーンダースチビタマムシとタシロラン
- 1 day ago
- 3 min read
6月29日、やっとニイニイゼミが鳴き始めました。「チーー」と抑揚無く鳴き続けるので、聞き逃さないようご注意!
台風対策で開栓したままになっていた姿池の栓を閉めに行くと、水が引いた池の底にオナガサナエの雄がいました。
アオサナエやホンサナエ、ヤマサナエなどよりも遅れて発生し、梅雨時期によく見られるサナエトンボの仲間です。
姿池ではずいぶん前から定着しているので、手乗りにしたり、長池見附橋をバックに記念撮影させてもらったりと、
毎年楽しませてくれます。雌は尾部が細くならずコオニヤンマに似ていますが、後ろ脚が短いので見分けられます。
ちょっと嬉しい出会いがありました。ウツギ類の葉を食べる2種のチビタマムシのうち、長池公園内のサラサウツギや
ウツギでは、アカガネチビタマムシをよく見かけますが、もう1種のソーンダースチビタマムシは南大沢方面口付近で
一度目にしただけでなぜか見つかりませんでした。これだけウツギ類がたくさん植えられているのだから、そのうち
遭遇するだろうと思っていたところ、自然館駐車場のサラサウツギの葉に止まっているのをやっと発見したのです。
山地では普通種だといいますが、長池公園では個体数が少ないのか、それとも発生時期が遅いのか、はたまた・・?
チビタマムシは全部同じに見えるかもしれませんが、食草を手がかりにして観察を続けてきた結果、だいぶ見慣れて
きました。体型や色合い、頭胸部の毛の有無、エリトラの斑紋など、見れば見るほど、個性があって面白いですよ!
外周バス通り沿い、長池小学校入口バス停付近に、以前、ムカゴサイシンが発生していたエリアがありますが、その
右手奥の少し入った辺りにタシロランが発生しています。見た限りでは2箇所、全部で数十個体が開花していました。
多摩丘陵では“落ち葉の堆積した薄暗い照葉樹林下”という環境条件さえあれば、どこでも見られる普通種ですが、
花の少ない今の時期に咲くこと、葉を持たない菌従属栄養植物であること、神出鬼没な野生ランであることなどから
非常に人気が高く、開花に関する質問や問い合わせの多い植物です。長池公園では上記の場所で見られるのですが、
なにしろ藪蚊が多く、また、付近ではニホンマムシも目撃されているので、観察の際にはくれぐれもお気を付けて!
おまけ。“ウェルビーイングパーク”を目指す試みとして、帝京大学スポーツ医療学科が主催するお散歩イベントが
長池公園で開催されました。ヘルスチェックを行った後、大学生と一緒に公園を散策するという内容です。16名もの
地域在住の方がご参加下さり、皆さん、思い思いに散歩や会話を楽しまれ、笑顔に溢れた素敵な時間となりました。



































