線香花火
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7月6日、長池公園の湿地や自然館中庭の水鉢では、可愛らしいチゴザサがひっそり実を結んでいます。パッとしない
外観(?)のイネ科の雑草の中でも、チゴザサは異彩を放つ存在。この繊細な実にトンボが止まったら綺麗だろうな・・
そんな妄想を思い描いていたら本当にトンボが飛んできてくれました。橙色をした未成熟のアジアイトトンボです。
真後ろから慎重に近付いてファインダーを覗いたら、まるで線香花火のような光景が画面いっぱいに広がりました。
国や大陸の名前が入っていると、つい外来種なのかと思ってしまいますが、れっきとした日本在来種のトンボです。
植物でも、シベリアメドハギやチョウセンガリヤスなどいかにも外来種といった響きの和名を持つものがあります。
さて、このアジアイトトンボ。イトトンボの中ではもっとも身近に見られる種類の一つで、水の近くであればかなり
都市化の進んだ環境でも見つけることができます。長池公園では、姿池周辺の湿った草地で目を凝らすとあちこちを
飛び回っていることに気が付きます。写真は1枚目が未成熟の雌で、それ以外は雄。全て自然館中庭で撮影しました。
一方、築池のほとりや体験ゾーンの田んぼでは、ネムノキが花盛りを迎えていました。もうそんな季節なのですね!
葉っぱがオジギソウに似ており、お辞儀を期待して、“チョン”と指で触って試している人を見たことがあります。
もちろん、オジギソウとは別種なので葉っぱが動くことはありません。その代わり、日が暮れて暗くなってくると、
自然に葉っぱがお辞儀をするように一斉に閉じてしまいます。光合成ができない時間帯、天候の時には、葉を畳んで
枝葉が風雨の影響を受けないように工夫しているのでしょう。名前の“ネム”はその“眠り姿”に由来しています。
自然館周辺ではリョウブも満開です。この花は虫たちから人気があり、いつでも多くの種類が集まってきています。
3枚目はヤマグワでよく見かけるキボシカミキリ。4枚目は外周バス通り沿いの斜面樹林やトンボ池裏手に点々と咲く
タシロランの妖しげな花です。藪蚊が増えてきたので、蚊に刺されやすい方は虫よけ対策を万全にしてご捜索を・・



























