2月5日、午前中は園内でササ刈り作業を行っていましたが、作業後の撤収と同時に
天気予報通り、雪が舞い始めました。みるみるうちに積もって一面の銀世界に。
雑木林にしんしんと降り続く雪は、息を呑む美しさです。明日は雪かきや安全点検で
忙しくなりそうなので、今のうちにと吹雪の中、園内の雪景色を楽しんできました。
芝生広場からは雪遊びを楽しむ子どもたちの声が聞こえてきましたが、里山は静寂に
包まれていて神秘的でした。こんな時、鳥たちはどう過ごしているのか気になります。
最初に出会ったのは、おなじみのムクドリです。羽毛と皮膚の間に空気の層を作り、
ふっくらさせています。地上採食性の彼らは、成す術なく様子を見守っているようでした。
つくいけの道には小鳥がたくさんいました。人が少ないからか堂々と過ごしていて、所々に
ある積雪の少ない空間を拠り所にしていました。フライトディスタンスは短く逃げません。
順に、アオジ、ジョウビタキ、キジバトです。どの子もやはり、ふっくら真ん丸ですね!
築池では、いつものカモたちが群れで浮かんでいました。水鳥にとっては水面凍結の
ほうが影響が大きいのでしょうか。行動も普段とほとんど変わらないように見えました。
じっとしていると、頭や背中にはあっという間に雪が積もってしまいます。時々、体を
震わせて雪を振り払う姿の愛らしいこと!写真の上3枚はカルガモ、下3枚はマガモです。
群れの奥にはトモエガモの姿もありました。雄2羽と雌1羽、雪の日もちゃんと健在です。
年に一度の里山の雪化粧を楽しみながら、鳥たちと幸せな時間を過ごすことができました。
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