8月23日、自然館中庭のアリアケスミレにたくさんのタネができていました。(1枚目) 普通の花はほとんど実を付けず、つぼみのまま自家受粉した閉鎖花から作られた種子です。 (※自家受粉なので、遺伝的にはクローン個体ばかりが増えることになります。) 4時間後にまた見に行くと、あっという間に残り4粒になっていました。(2枚目)
乾燥すると両側が閉じてきて、その勢いで種子が弾き出されるようにできているのです。 3mくらい跳ぶこともあり、小さいながらもよく考えられた構造だと感心してしまいます。 こうして弾き出された種子はエライオソームという甘い構造体を持ち、
これに誘われたアリたちがせっせと運んでさらに広く分散されます。
ところで、今日も長池公園では可愛い2人のスタッフが活躍してくれました! 夏休みに入ってから足繁く自然館に通い、ボランティアでお仕事を手伝ってくれている
小学生のMちゃんとそのお友達のAくんです。2人とも天真爛漫で最高のムードメーカー!
来園者への対応も完璧にこなしてくれるんです。草とり、水やり、カラーコーンへの記入、
来園者アンケート調査と、休む間もなくたくさん働いてくれました。ありがとう!
皆さんも、もし“小さなスタッフ”を見かけたら、ぜひ声をかけてみて下さいね(*^^*)