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身近な自然で「わぉ!」

1 hour ago
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9月18日、毎年恒例の、ソニーグループ(株)と(公財)日本自然保護協会によるフォトコンテストの受賞作品展示会が

長池公園自然館(展示室2)で始まりました。今年の受賞作品も粒揃いで、生きものたちの思わず「わぉ!」と言いたく

なるような瞬間を捉えた写真の数々が並んでいます。会期は10月12日まで。来園の際にはぜひお立ち寄り下さい。

そんな「わぉ!」な瞬間を身近な自然の中から見出し、記録に残すための撮影法を、実践しながら学ぶことができる

フォト講座が10月3日に開催されます。カメラの技術や知識には乏しい私ですが、日々、フィールドでの自然観察で

習得してきた“自然の見方や見つけ方のコツ”が少しはお役に立てるかもしれません。ということで今年も講師役の

一人として参戦します。この日は展示会の搬入と併せて、関係者の皆さんとフォト講座の下見で園内を廻りました。

長池前の草地ではノハラアザミが順番に花を咲かせており、蜜を求めて様々な昆虫が訪花しています。アザミの花は

一つのかたまり(頭花)に無数の小花が集まっていて、その一つ一つに蜜が備わっているため、虫たちも長居します。

写真のカラスアゲハやホウジャクホウジャクの仲間などは、飛びながら少しずつ頭花の周囲をぐるりと回っていき、

効率良く吸蜜していきます。その様子はまるで時計の秒針を見ているかのようです。チョウは見る角度によって翅の

色や模様が変化します。頭花を1周する間のどのタイミングでシャッターを切るかによって印象まで違ってきますね!

訪花中の昆虫は花に夢中なので、スマホやコンデジでも撮影できる近さで、警戒することなく飛び回ってくれます。

講座当日の天気次第ですが、日が差していれば野花にやってくるチョウたちは良い練習相手になってくれそうです。

「生きものの写真を撮る」という明確な目的があると、普段は素通りしてしまうような小さな昆虫にも、自然と目が

向きます。“もっとよく見てみよう・・”から“こんな姿をしていたのか!”という驚きや発見に繋がることもよく

あります。ヒカゲイノコヅチの花穂を歩いていたこちらの虫はハリカメムシの幼虫です。魅力的なフォルムですね!

下見といっても、下ばかり見ているわけではありません。上を見上げてカキの実を観察していたときのこと、なんと

カキの果汁に3匹のチョウ(アカボシゴマダラとルリタテハ)が集まっているのを別のスタッフが発見しました。まさに

“わぉ!”なシーンです。生きものの知られざる習性や、生きものと植物あるいは生きものどうしの意外な繋がりに

驚かされることもしばしば。そうした時、写真に撮って記録すること自体に学術的意義が生じるケースもあります。

自然館からながいけの道を往復する中で色々な発見がありました。ニホンカナヘビ、マユタテアカネ、ナミアゲハ、

ルリタテハ、モジゴケの仲間、ヤマコウバシ、カブトムシ、ツルニンジン、ボントクタデ、ニクイロシュクシャ・・

これから少しずつ秋も深まっていき、彩りの季節がやってきます。カメラを片手にお散歩など、いかがでしょうか?

由木中学校の職場体験はこの日が最終日。館内掲示、公園内の枯れ枝取り、自然解説サインの考案とイラスト製作に

取り組みました。特に自然解説サインは最後まで粘り強く取り組んで仕上げてくれました。3日間お疲れさまでした!


 
 
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