渡りを阻む者
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9月13日、ツツドリやヒタキ類の滞在で賑わう長池公園ですが、この日は観察地の一つになっている広場の枯れ木に
猛禽類のツミが2羽飛来していたそうです。自然館スタッフ撮影の写真をお借りしました。今年生まれの若鳥ですね。
少し前に、長池公園に隣接する雑木林でツミが繁殖していることを取り上げました。どこで巣立った子なのかは不明
ですが、いつの間にか立派に成長し、貫禄たっぷりです。渡り途中の小鳥たちにとって、長池公園のみどりは大事な
お休み処になっている一方で、猛禽類やヘビなどが常に目を光らせています。若鳥とはいえ、ツミの攻撃を受ければ
小鳥たちは一撃で命を落としてしまいますから、いつだって警戒は怠りません。ある論文によれば、1つがいのツミが
繁殖期に必要とする食糧=小鳥の数は354羽と推定されるそう。つまりそれだけ多くの小鳥が日常的に犠牲となり、
生態系のバランスが保たれているわけです。小鳥の大半が夜間に渡りをする理由の一つは、彼らのような外敵からの
攻撃を防ぐためだと考えられていますが、日中の栄養補給の最中に命を落とす渡り鳥も少なくないかもしれません。
おまけ。築池のマスコット的存在、ケガを負って越夏の“ツクオくん”とカワセミの組み合わせ、私も撮れました!



