クチナガチョッキリ
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5月31日、自宅からわずか徒歩10秒の場所に植えられたヒイラギナンテンのチェックが、日課になりつつあります。
この時期のヒイラギナンテンは、葉を掻き分けると群青色の実が色付いています。それらに目を凝らしていくと・・
こんな可愛らしい甲虫が何匹もいます。ヒイラギナンテンの実に穴を開けて、卵を産み付けるクチナガチョッキリと
いう種類です。卵を産んだあとは切り落とすようです。下に落ちた実の中で孵化した幼虫は種子を食べて育ちます。
成長した幼虫は実を脱出して土に潜り、地中で蛹になって冬を越すのだそうです。この、決して広くない植え込みの
中で、いつからか彼らの世代を超えた営みが繰り返されてきたのかと思うと、想像するだけで心を動かされますね!
全身に生えた毛は、ヒイラギナンテンの実とそっくりな群青色をしており、見事な擬態色になっています。こうして
葉に止まっている姿を見ると、改めてその美しさに気付かされます。夏の盛りから終盤に熟すアオツヅラフジの実を
利用することも知られていますが、私はまだ見たことがありません。今年はアオツヅラフジの実も注意深くチェック
していこうと思います。それともう一つ気になるのは、近年、ヒイラギナンテンの代わりに植栽されるようになり、
各地で見かける機会の増えてきたナリヒラヒイラギナンテンの実も利用するのかどうか、ということです。こちらも
継続課題として観察していきましょう。お近くにヒイラギナンテンが植えられていたら、ぜひ探してみて下さいね!























