10月27日、夕方の空に雷鳴が轟いたこの日は、鑓水中学校の職場体験の最終日でした。
前日は力仕事が中心だったこともあり、最後は草名ラベルの設置や公園の巡回清掃など、
穏やかな作業を実施。来園者も多く、道々で皆さんからあたたかい言葉をいただきました。
園内各所に草名ラベルを設置しつつ、問い合わせの多い植物や見頃の草花も確認しました。
写真は、カタクリ観察路沿いに定植されているアズマレイジンソウ(宇津貫町産)です。
雑木林トレイルでは、道端にいくつか今まで発生していなかった植物が姿を見せています。
ムラサキニガナ、センボンヤリ、キッコウハグマなどで、どの種類も雑木林の林床環境が
変化すると、種が飛んできたり眠っていた種が目を覚ましたりして、ふいに現れることが
あります。ナラ枯れ木の伐採に伴う日照条件の変化などが関係しているかもしれません。
順に、ヤクシソウ(各所)、ノコンギク(ながいけの道)、ホトトギス(カタクリ観察路植栽)、
ナルコユリ(トレイル)、シラヤマギク(中央園路)、アキノウナギツカミ(第一デッキ)、
オオニガナ(第一デッキ)、カラスノゴマ(長池前)、ヤブサンザシ(自然館前)です。
秋深まり、鳥たちも賑やかになってきました。せせらぎ緑道のエナガと築池のマガモです。
最終日は公園に棲む動植物の豊かさを味わうこともでき、有意義な時間を過ごせたかな?
中学生の皆さん、そして対応して下さったスタッフの皆さん、3日間お疲れさまでした!
Comentários