1月30日、この日は東山方面の緑地でひやっとする高さの擁壁上での草刈り作業でした。
高所恐怖症の私は下を見ないようにしながら、慎重に刈り進めて無事に作業を終えました。
こんな時、いつも思うのです。“鳥は好きだけれど、鳥にはなりたくないぁ・・”と。
このエリアは草刈りの時期が遅かったこともあり、多くの越冬昆虫や土壌生物の逃げ場に
なっていたらしく、刈り取りを進めることでそれらの生き物が這い出してくるようでした。
私の目にそれらは見えないのですが、肉食性の小鳥たちが次から次へとやってくるのです。
オオアカハラ(亜種)、ルリビタキ、ジョウビタキ、モズなどが入れ替わり立ち替わり・・
今度は刈払機や刈り込み鋏ではなく、双眼鏡とカメラを持って出直したいと思います。
夕方、やまざと駐車場の鍵を閉めるついでに近くのケヤキの樹皮をめくってみました。
自分で言うのもなんですが、いくらなんでもハマりすぎですよね。手、手が勝手に・・
最初の一枚でこんな可愛い光景に出会いました。ほら、これだからやめられないのです。
ムツボシテントウが身を寄せ合って冬越し中。2匹合わせて12個の星と、縁起もバッチリ!
それにしても、“六つ星”のレイアウトがどう見てもサッカーボールそっくりです。
面白くなってきて、「赤 黒 サッカーボール」と入力してweb画像検索をしてみました。
なんと、全く同じ配色のサッカーボールが販売されていました!ムツボシテントウモデル!
というわけでは決してありませんが、本当に真似をして作ったんじゃないかと思わせる
カラーリングなので、興味のある方はぜひ検索してみて(お買い上げ)下さい。
園内の別の場所のケヤキも含めて、懲りずに記録を掲載します。ムナビロオオキスイ、
ヤノナミガタチビタマムシ、ドウイロチビタマムシ(?)、ミヤマカメムシの一種、
ヒメコバネナガカメムシ、クロハナカメムシ、ヨツモンヒメテントウなどが写っています。
3枚目は、あちこちにたくさんいるヤノナミガタチビタマムシよりも体のサイズが大きく、
赤銅色に輝いていたのが印象的なチビタマムシ類です。ケヤキをホストとする種の一つで
珍しいドウイロチビタマムシだったら嬉しいのですが、暗い場所での撮影となったため、
写真を失敗してしまいました。このチビタマムシ類がいたのは自然度の高い環境なので、
あり得なくもないと思うのですが、ちゃんと比較ポイントを押さえて観察しておくべき
だったと後悔しています。あれから何度か探しているのですが、再会は叶わず。とほほ・・
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