5月21日、午前中は保育園の自然体験プログラムと共催イベント「芝生deヨガ」が重なり、
欲張って(?)どちらもガイドを担当したため、行ったり来たり、慌ただしく過ごしました。
それぞれ子ども向けと大人向けなので、切り替えが大変・・なんてことはなく、私は私。
変わらず皆さんと楽しいひとときを過ごしました。子どもたちは大人顔負けの発見の数々!
そして、大人の皆さんは子どものようなリアクションで盛り上がって下さりました。
子どもたちと自然館から芝生広場へ歩いていく途中、手すりに小さな甲虫を見つけました。
一目見て、初めて見るタマムシの仲間だと直感し、とにかく1枚だけでも撮っておこうと
カメラを向けました。元気いっぱいな子どもたちに囲まれていたので、じっくり観察する
のは控えたのです。あとで調べてみると、フチトリヒメヒラタタマムシの雌だと判明!
やっぱり、私は初めて見る種類でした。長池公園では何度か確認されているようです。
先週くらいから、陸生ホタル(※昼行性でほとんどの種類が光らない)の仲間も続々と姿を
見せ始めています。写真はオバボタルです。このほか、ムネクリイロボタルもいました。
「芝生deヨガ」の園内散策の様子は写真を撮り忘れてしまいましたが、多摩境敬愛保育園の
園児たちとの交流の一コマを載せます。散策の前に自然館巣箱で順調に育っている7羽の
シジュウカラのヒナを、モニター越しに観察してもらっているところです。親鳥が食糧を
与えたあとにヒナの糞を咥えて持ち去るシーンなど、目を輝かせて見入っていました。
午後からは一転、九兵衛坂公園へ移動して緑地作業班と合流し、歩道沿い植栽の刈り込みを
行いました。先週、授業対応で作業に参加できていなかったので久しぶりの動力作業です。
わずか2時間ほどの作業で腕がパンパンに・・草刈りシーズンはこれからだというのに!
一仕事終えて現場写真を撮影していると、ヒメコウゾの葉上を飛び回っている甲虫を発見。
コウゾチビタマムシ!思わぬところで本日2種目のタマムシと遭遇することができました。
おまけ。九兵衛坂公園に植栽されたコミノネズミモチ(シナイボタ)の花が咲き始めました。