6月18日、松が谷方面でニイニイゼミの鳴き声を今シーズン初めて聴きました。
抑揚の無い「ジー・・」という声が聴こえてくると、梅雨入りを実感します。
月末くらいから、カシの森に棲むヒメハルゼミも一斉に鳴き始めることでしょう。
一方、姿池では毎年恒例となったカルガモの親子(ヒナ4羽)が注目を集めています。
また、自然館中庭では今朝、ジュンサイの3つ目の蕾が開花したようです。
明日の朝には、豪華な雄性花が出迎えてくれるはず。まだ未見の方はぜひお早めに!
ところで、先日14日に自然館中庭で見つけたこちらの物体、正体が判明しました。
大きさわずか2mm前後ですが、トマトケチャップのミニチュアではありません。
アカサシガメという、草地でよく見かけるサシガメ類の卵でした。
白いフタのようなものは孵化の時、どうなるのでしょうね?・・疑問は尽きません。
不思議な物体をもう一つ。16日の朝、堀之内番場公園で発生した倒木の処理作業中に
見つけたクリの赤ちゃんです。中央には雌花。こうやって毬栗が誕生するんですね!
見た目は結構いかついのに、この時期は触ってもまだ全然痛くありません。
今日は夕飯の帰りに、とあるゲンジボタルの発生地へ。(※写真は以前に撮影したもの。)
初めてこの場所を知ってから、早いものでまる20年。足繁く通った学生時代が懐かしい・・
この間に周囲は住宅などの開発が進み、様変わりしてしまいました。
でもちゃんとホタルたちは命を繋いでおり、今年も幻想的な光景が出迎えてくれました。
久々の来訪は子どもたちも連れて。親としては感慨深く、目頭が熱くなりました。
20年前は一人もいなかった地元の見学者が、今ではたくさんいます。
開発後に転入してきた近隣住民も含め、多くの方がホタルを見に来ているということは、
今後、ホタルとの共存を目指したまちづくりが進められていくことへの希望でもあります。
開発という受難を乗り越えた、ホタルたちの未来は明るいといえるかもしれませんね。
由木地区でも、そろそろ各地でゲンジボタルの発生がピークを迎える頃でしょう。
中でもおすすめの場所は堀之内寺沢里山公園。24日にはこんな催しも予定されていますよ!
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