8月11日、ながいけの道を散歩中にコガタコガネグモを見つけました。
園内ではそれほど珍しいクモではありませんが、人の顔に見える模様が独特で、
つい足を止めてじっくり観察してしまいます。足の揃え方も面白いですよね!
高原の花のイメージが強いセリ科の大形植物、シシウドがながいけの道で開花中です。
多摩丘陵でも、野猿峠周辺など植生の豊かな地域には細々と自生しています。
駐車場に戻ると花壇の縁にカヤツリグサが穂を出していたので、その場に居合わせた別の
スタッフに、この茎を使った楽しい草遊びを教えました。茎の両端をそれぞれが持って
二つに裂き、引っ張っていって四角ができれば成功、という相性占いのような遊びです。
茎の断面が三角形という性質を利用した“蚊帳吊り”は、名前の由来にもなっています。
その後、事務所にいたスタッフ全員で総当たり戦が行われ、盛り上がったそうです。
身近な雑草に関心を持ってもらうには、大人も子どももやはり草遊びが一番ですね!
午後からは、本日11日にオープンしたばかりの「生きもの展示室」を覗いてきました。
あったかホール(北野環境学習センター)内の旧浴室を全面改装して作られた展示施設です。
私たちの団体(NPOフュージョン長池)が、この施設の企画と管理運営に関わっています。
浅川の生き物などの生態展示や解説、お絵描きやふれあい体験など、様々なコンテンツが
詰め込まれた楽しく素敵な空間に!お近くの方はぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。(※オープニングイベントを8/20まで毎日開催中です。以下はオープン初日の様子です。)
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