魅惑のワインレッド
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5月26日、環境省自然環境局の皆さんが打ち合わせで来館されました。はるばるお越し下さったので園内をご案内。
体験ゾーンでは長池里山クラブが活動しており、その様子も見ていただきました。梅園そばの伐採木置き場まで足を
伸ばすと、時間帯がちょうど良かったようで、様々な甲虫が産卵のために集まっていました。もっとも注目を集めて
いたのはケヤキナガタマムシです。タマムシの仲間の多くは翅を広げた時に垣間見える胴体が青く輝いていますが、
止まっている時はあまり目立たない種類がほとんどです。ケヤキナガタマムシの場合は、頭と胸にも美しい差し色の
輝きがあり、ハッとさせられます。交尾していた2匹は頭の色が異なっていますが、これは雌雄による違いではなく、
個体差のようです。ワインレッドの胸部を持つ種類は、ムネアカナガタマムシやタゾエナガタマムシなどがいます。
ケヤキナガタマムシは、名前のとおりケヤキの伐採木に集まり、上翅の先が尖って突き出ているのがポイントです。
クヌギの伐採木には、先日ご紹介したサトウナガタマムシをはじめ、クビアカトラカミキリ、ゴマフカミキリの姿。
名前が紛らわしいですが、クビアカトラカミキリはクビアカツヤカミキリとは全く別物ですのでご安心下さいませ。
田んぼに面した土手の草地では、綺麗に刈り残されたクララが咲き始めていました。近年、各地で勢力を盛り返して
いるように思いますが、皆さんの周りではどうでしょうか?草原性の里山植物の多くが絶滅の危機に直面する中で、
クララをはじめ、カセンソウ、カワラケツメイなど、復活傾向にある種類も少なくありません。嬉しいことですね!
その他、道中で見かけた昆虫たちを写真にて。順にコマルハナバチ、ミズイロオナガシジミ、ヤナギチビタマムシ、
キバラルリクビボソハムシ、ヤブキリ(若齢)、ヒメヒゲナガカミキリ、ウスモンカレキゾウムシ、オバボタルです。
園内をご案内しながら、ちゃっかり昆虫たちにも視線を向けて、里山の生物多様性も味わっていただいたのでした!

































