雨でも観察、雨でも田植え
- ひとまちみどり由木 指定管理者
- 6月14日
- 読了時間: 2分
6月10日、最近では珍しく、暦どおりの梅雨入りとなりました。朝からしとしとと降り続く
雨模様となり、この日の対応予定は全て延期かと思われたのですが、なんと全て決行に!
私は恒例のイベント「芝生deヨガ」の前半パート(ネイチャーガイド)を担当。梅雨の自然を
楽しみながら自然館の周りをゆっくり歩きました。ほとんど雨は上がっており、傘要らず。
それでもこんな天気で歩くとは思わなかったという参加者。観察が終わったあとには嘘の
ように皆さんとても満足の表情を浮かべていらっしゃり、ほっとしました!個人的には、
手すりを歩いていたアカスジキンカメムシがハイライト。雨に濡れていっそう美しいお姿!
梅雨時期の定番、ガクアジサイやドクダミの観察を終えたあとは、駐車場のクサイの花を
見に行きました。この花の観察は薄日の差した午前中が狙い目です。とても綺麗でしょう?
クズの葉の近くでは、“パンダゾウムシ”ことオジロアシナガゾウムシも顔を出しました。
同じ頃、体験ゾーンでは秋葉台小学校5年生による田植えが行われていました。雨のため、
田植えを控えた待機時間は交代で自然館の企画展示を見学したり、田んぼの生きものの話を
聞いたりして過ごしました。田植えを終えた子どもたちからは「難しいけれど楽しかった」
「ゲームで田植えしたことがあるけれど、ゲームよりもずっと難しかった」との声があり、
雨にも負けず、米作りの大変さを学べたのではないかと思います。関係者の皆さんも本当に
お疲れさまでした。田植え後の美しい田んぼの情景、ご来園の際はぜひ覗いてみて下さい。
写真はありませんが、この日は別所小学校おおぞら学級の社会科見学も重なり、長池公園や
自然館は子どもたちの元気な姿で溢れ返っていました。雨でも賑やかな一日となりました!