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運ばれるコミノネズミモチ

1月3日、昨晩は雪がぱらつきました。日陰では夕方まで残雪。朝は自然館前のシモバシラに氷柱もできたそうです。

日中は正月らしい晴れの陽気が続いていますが、朝夕の冷え込みは体に堪えますね。さて、記事は夕方の散歩から。

大塚西公園の池のほとりにこんもりと茂ったコミノネズミモチ。よく見ると、紺色の実がまばらに付いていました。

多くの実はすでに小鳥に食べられてしまったようです。しばらく眺めていると、茂みからメジロが顔を出しました。

そしてそのままパクッと口の中へ。コミノネズミモチはシナイボタとも呼ばれる比較的新しい造園樹木の一つです。

多摩ニュータウンでは公園樹や庭木として各地に植えられており、それらの実を小鳥が運ぶことで里山の雑木林にも

進出し始めています。以前にも何度かブログで取り上げているので、どうぞご覧下さい。鹿島・松が谷の自然観察会

昨年まで委員として関わっていた「東京都外来種対策リスト2025」が公開されていますが、このリストに記載する

外来植物の選定を進める際、コミノネズミモチについてもリストに入れてもらいました。今はまだ、在来生態系への

影響は大きいとはいえないものの、今後どのくらいのペースで逸出・定着・拡大が進むか、注視したいところです。

同時に、個人的には実を食べる小鳥やヘリグロテントウノミハムシなど、生きものとの関係性にも注目しています。

コミノネズミモチの分布拡大や生育阻害に関わる生きものについて、また観察ができたらこちらでご紹介しますね。


 
 
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