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街なかの植物

5月13日、専門学校の校外実習が始まり、初日は校舎での講義のために都内へ出張です。

朝から夕方までぶっ通しの座学は学生も私も辛いので、途中で実習のウォーミングアップも

兼ねて校舎周辺の雑草調べを行いました。雨の中、神田川まで路地裏の植物観察です。

JRの線路沿いにニョキニョキと伸びる雑草を発見!フェンス向こうなので、当然、採取は

できません。モウズイカ属の外来種、アレチモウズイカのようです。モウズイカ属は種類が

多く、和名の無いものも複数あるので近縁種の可能性もありますが、花柄が短く、小苞が

目立つことなどから、ひとまず花付きの良いアレチモウズイカということにしておきます。

由木ではビロードモウズイカ、モウズイカ、エサシソウ(シロバナモウズイカ)しか確認

されていないので、出発早々、良い出会いに恵まれて私のテンションは急上昇です笑。

線路沿いに群生する地中海沿岸原産のカベイラクサは、以前よりも広がっていました。

見るたびに花が咲いている不思議な雑草です。あんまりマニアックなものを見せるのは

やめようと思っていたはずなのに、気付いたら花序のペタペタを皆に触らせていました。

カナリークサヨシやカラクサナズナも見つけました。雑草の顔ぶれがだいぶ違いますね。

神田川の親水公園の水際には、アブラナ科のミチバタガラシがたくさん咲いていました。

花びらが無く、棒状の果実がまっすぐ横に伸びることが、イヌガラシなどとの違いです。

橋の上の路上に所狭しと群生していたのは、外来種のセイタカハハコグサです。思えば、

私が初めてこの植物に出会ったのは新宿駅の安田口付近でした。その当時は区内でも珍しい

存在だったはずですが、今では多摩ニュータウンでもごく普通の存在となっています。

校舎の前の植栽マスに、3種類のチチコグサ類が混生していました。学生たちにとって、

この仲間はかなり強敵だったようです。「えー?全部一緒じゃないの?」と期待どおりの

リアクションが返ってきて、私はしたり顔です。皆さんは違いが見つけられますか?

左から順に、チチコグサモドキ、タチチチコグサ、ミナミウラジロチチコグサです。

雨にも負けず、教室を飛び出し、植物といっぱい触れ合って、皆も楽しんでくれたかな?

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