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続・旬の見どころをお届け

3月27日、天気の回復を待っていたかのように、山仕事が盛りだくさんの一日でした。

職人さんたちによるナラ枯れの伐採作業や緑地管理チームによる材の搬出作業、

里山保全隊による草刈りと、じつに多様な主体が里山の手入れに精を出していました。

公園の利用者も多く、午後には日本地理学会の巡検(エクスカーション)が行われました。

ガイドを担当しましたが、活気に溢れる公園の様子をお見せできて良かったです。


前回、同タイトルの記事で園内の旬の植物を掲載したのは、およそ2週間前のこと。

それから季節はめまぐるしく進み、新たに様々な植物が見頃を迎えています。

今回もまた、園内をひと廻りしながら撮影した旬の植物について、厳選してご紹介します。

自然館を出て右手、中庭のアマナが咲いていたあたりでは、ヒトリシズカが開花しました。

園内に自生は無く、近隣の自生地から保護のために移植されたものです。

同様に保護栽培中のニリンソウやマルバスミレも咲き始めています。白い花最盛期ですね!

自生の草花では、濃い紫のキランソウや薄い桃色のカキドオシ、おなじみホトケノザなど、

シソ科の雑草が道々で小さなお花畑を作っています。よく見ると花の形もじつに多様です!

目線を足元から上に向けると、自然館周辺に植栽された木々の花も開花しています。

ヤマブキ、ウンナンオウバイ、オオバクロモジ、ゴテンバザクラ、アオキ、イロハモミジ。

紅葉の時にしか注目されないイロハモミジの花はとても愛らしく、観察するなら今ですよ!

真っ赤なアセビの新芽は、真上から見るとまるで打ち上げ花火のようです。

ここ1週間で一気に動き出した、落葉樹の芽吹き(第二陣)にもご注目下さい。

中でも今日のイチオシは、銀白色のイヌシデと血管のような葉脈が美しいリョウブです。

自然館駐車場で、葉の展開と同時に開花しているピンク色のサクラはオオヤマザクラ。

その先、第3駐車場入口付近ではナツグミの花も花盛りです。

雑木林トレイルでは至るところでタチツボスミレが見頃ですが、丹念に見ていくと、

花の色が濃く、葉っぱの形も異なるアカネスミレを見つけることができるはずです。

キイチゴの一種、モミジイチゴも開花中です。上を向いて咲くのは近縁のニガイチゴ。

ナツノハナワラビが地上から顔を出し、葉っぱを広げつつある様子も確認できました。

つくいけの道では、向かって左手山側の斜面上部に、今年もヤブレガサが顔を出しました。

春の芽生えの様子を「破れた傘」に見立てた名前、素晴らしいネーミングセンスです。

集草場脇ではニワトコが満開。比較されることの多いゴンズイはまだ芽吹いたばかりです。

枝を爪で引っ搔くと爽やかに香るクロモジ。葉の展開とともに淡黄色の花が開花しました。

だんだん玄人好みな植物になっていきますが、蓑虫のようなクマシデの花序がたくさん。

もはや気が付く人はほとんどいませんが、スゲの仲間も次々に開花しています。

写真はシロイトスゲという種類で、園内では数十種類のスゲを見ることができます。

最後に紹介するのはアケビの花です。中央園路の終点付近、南エントランスゾーンに

差し掛かる辺りの園路沿いのササ藪に絡んだ蔓が、見事に咲き誇っています。

大きいほうが雌花で複数付いている小さいほうが雄花です。まるで別人みたいですね!

・・ということで、今日もだいぶ欲張って色々な植物を載せてみました。

少しでも皆さまの花散策の参考になれば幸いです。いくつ見つけられるかな??


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