12月10日、自宅近くの林縁にある一本のウラゲエンコウカエデが見事に色付いていました。
どの葉っぱも決して一色ではなく、いくつもの色がグラデーションを創り出しています。
地面に並べてみたら、子どもたちが絵の具でペタペタ描いた手形みたいになりました!
じつはこのウラゲエンコウカエデ、黄色に色付くことは知っていたのですが、そのあと、
真っ赤に変化した姿を見たのは初めてのような気がします。その瞬間を見逃していたのか、
それとも黄色のまま落ちていくことがほとんどだったのか、真相はどちらなのでしょう?
写真のとおり、下から見上げると黄色の葉ばかりなのに対し、樹冠付近は紅一色です。
もしや、これまで木全体をよく見ていなかっただけ?・・他の個体も観察しなくては!
夕方、一足早く葉を落としたユリノキ並木には、夕空を見上げる集合果たちのシルエット。
内側の翼果は既に風に乗って飛んでいき、外側の翼果と芯だけになった状態のものが
ほとんどです。その姿はキャンドルのよう。一つ一つに灯りが灯ったら、綺麗だろうなぁ!