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続・コナスビ

7月29日、先日の記事で、コナスビの果実は本当に“ナスビ”に見えるのか、検証したいと

書きました。言いっぱなしになる前に有言実行、園路でコナスビの果実を探してみました。

捜索開始から1分も経たぬうちに、あっけなく果実の付いたコナスビを発見できました。

植物体(葉っぱ)を探すのに30秒、果実を探すのに30秒・・これほど簡単に見られる

身近な存在であるにもかかわらず、じっくり果実を観察したのは初めてかもしれません。

どうりで、葉腋に実った果実はとても目立たないものでした。指の大きさと比べると、

その小ささがわかるかと思います。肝心の姿は・・確かにちょっと“小茄子”っぽい!

色こそ違いますが、いかがでしょうか?それにしても、これをナスに見立てて名前に

してしまうなんて、命名者の発想もなかなかユニークです。皆さんは何を連想しましたか?

この日は、午後から駐車場~自然館までの通路沿いの草を刈りました。足元が草ぼうぼうで

看板も埋もれかけていたので、だいぶすっきりしたかなと思います。先日の突風の影響で、

せせらぎ緑道の水路内やお月見公園の砂場に大量に落ちていた枝も回収してきました。

拾い上げた枝に、コノシメトンボの雌が2匹止まっていました。翅の先に褐色斑がある

赤トンボの中では、もっとも多く見られる種類です。26日の記事で取り上げたリスアカネと

顔や胸の模様の違いを見比べてみて下さいね。体型も少し寸詰まりで短い感じがします。

自然館駐車場では、植栽マス内のメハジキが爆発しています笑。一番背丈の高いものを

測ってみると、290cmもありました。このまま成長すれば、3メートルも夢ではありません。

園内のメハジキは子どもの背の高さくらいの個体が多かったので、自分と同じ背の高さの

子を探す“メハジキと背比べ”なんてどうでしょう?また一つ、新しい遊びができました。

おまけ。伐採木置き場の奥にいつの間にか「三時草」ことハゼランが群生していました。

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