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続・ケヤキ樹皮下の生物多様性

  • Jan 28, 2024
  • 2 min read

1月27日、出先でいい感じの2本のケヤキを見つけて、また樹皮をめくってしまいました。

ご承知のとおり、この中には素晴らしい世界が広がっているので、仕方ありません。

“樹皮めくり”は“葉めくり”と並んで中毒性の高い生き物探し術ですが、当然、

自然への影響も考慮しなければなりません。めくりすぎない、めくった樹皮は木の根元に

そっと置いておくなど、生き物たちの冬越しを阻害しないように気を付けています。

今回はいきなり大物サイズの甲虫が出てきて驚きました!ヨツボシオオキスイです。

この仲間は、夏場にクヌギの樹液酒場に集まっている印象が強く、成虫のまま越冬するとは

想像もしていませんでした。背丈よりもやや上くらい、地衣類が多めの樹皮裏にいました。

複数いたうちの1匹がポロリと足もとに落ちたのを見て、もう一つ発見がありました。

まるでアカハライモリ!?腹部と脚の付け根が真っ赤。裏側がこんな色だとは驚きです。

物凄く記憶力の良い方なら、このブログでヨツボシオオキスイそっくりな甲虫が何度か

登場しているのを覚えているかもしれません。ムナビロオオキスイという種類です。

写真の左がヨツボシオオキスイで右がムナビロオオキスイ。間違い探しみたいですね。

見れば見るほど似ていますが、前後に並んだ“星”と“星”の間とその付近のラインに

注目してみると、点刻の形や途切れ方が異なっていることがお分かりいただけるでしょう。

最近覚えたばかりの「ミヤマカメムシの一種」も、再び見つけることができました。

そして約1年ぶりの再会となったのはこちらの昆虫。樹皮の隙間を動き回る、不思議な形を

した昆虫の正体はラクダムシの幼虫です。ラクダというよりはヘビ?・・ムカデっぽくも

見えますが、脚は6本しかありません。ちなみに昨年はプラタナスの樹皮で出会いました。

こちらは以前、長池公園で偶然見つけたラクダムシの成虫です。胸から頭にかけての妙に

間延びした感じは幼虫の時のままで、面影がありますね。おなじみのクサカゲロウや

ヘビトンボと同じアミメカゲロウ目に属する昆虫ですが、成虫は滅多に見かけません。

昆虫たちには申し訳ないですが、お口直しに季節の便りを。まだまだ朝夕は厳しい寒さが

続いていますが、日中はそこそこ暖かく、少しずつ春の花もお目見えし始めていますよ!

 
 
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