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第5回里山レンジャーズ養成講座

10月21日、イベント3件にボランティア活動も行われ、大忙しの長池公園を尻目に、

私は八王子市主催の「第5回里山レンジャーズ養成講座」で講師を務めてきました。

前回に引き続き、市内の民有緑地で環境整備を進めつつ、体験的に学びを深めました。

唐突ですが、この羽は何という野鳥の落とし物かわかりますでしょうか?

構造色でネイビーブルーに輝く外弁と、白斑の入った内弁の組み合わせにピンときました。

落とし主の正体はイカル。部位としては、左翼の外側中央にある次列風切という羽です。

この時期は多くの野鳥が換羽シーズンを迎えるため、羽を拾う機会も多くなります。

講座の開始直後、水源地にイカル軍団が集まり、賑やかに水浴びを繰り返していました。

黒頭巾に黄色い嘴がトレードマーク。太くて大きな嘴で、硬い木の実もへっちゃらです。

群れの中に、頭や翼の模様が他と異なる子がいました。この子は今年生まれの幼鳥です。

子どもなのになんとも渋い表情をしているように見えて、ちょっとツボってしまいました。

イカルの幼鳥は見る機会が少ないのでラッキーです。というのも、秋の最初の換羽で

ほぼ大人と同じ羽衣に生え変わってしまうため、繁殖地の高地からこちらに下りてくる

頃にはすでにみんな黒頭巾(=第1回冬羽)になっている場合が多いからです。

この子も換羽を終えると、大人に紛れ込んでしまって見分けが付きにくくなるでしょう。

今日はまず、前回の講座で仕掛けておいたセンサーカメラの撮影データを確認しました。

水源地にはホンドタヌキ、ニホンアナグマ、ハクビシン、アライグマのオールスターが

代わる代わるやってきていたほか、カケスやコジュケイなど、水場を利用する野鳥の姿も。

センサーカメラが捉えた多様な生き物たちの姿に、受講生の作業モチベーションもアップ!

谷底部のホソバシュロソウ、イヌショウマ、サイハイランなどの葉の周囲を選択的に

ササ刈りし、生育環境の改善を図りました。主催者の市の職員も総出で作業を行い、

見通しの良い明るい空間がどんどん広がっていきます。来年はお花畑の出現に期待ですね!

見頃を少し過ぎていますが、順に、ボタンクサギ、シロバナノダケ、イヌショウマです。

また、ササ刈り中に面白い物体を発見しました。こちらの紹介は次回、乞うご期待下さい!

おまけ。芝生広場で開催された南大沢図書館主催「パークライブラリー」の会場風景です。

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