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第4回里山レンジャーズ養成講座

9月7日、私(とカメムシ諸君)の大好きな“猫じゃらし”があちこちで穂を揺らしています。

この、動物の尻尾のように先が垂れている猫じゃらしは、アキノエノコログサという種類。

ネコもついじゃれたくなってしまうに違いありません。穂が真っすぐなエノコログサよりも

少し遅れて穂が伸びてくることから付けられた名前ですが、猫へのお土産には今が旬です!

さて、この日は八王子市環境保全課主催の緑地保全講習会「里山レンジャーズ養成講座」の

第4回が開催されました。3回目までは長池公園をフィールドとして体験的な学びを深めて

きましたが、今回からはいよいよ現場の民有緑地が舞台です。地権者のご親族の方にも

参加していただき、はじめに緑地として残された背景などを伺いました。その後、緑地内を

くまなく歩いて、危険箇所や重要な動植物などを図面に落とし、情報共有を行いました。

そしてその結果に基づき、緑地の年間管理計画を立てます。そこまで挑戦してみて、もう

すでに体を動かしたい意欲たっぷりの皆さんは、早速、投棄ゴミの回収と管理用通路の

整備、さらにはオオブタクサの抜き取りとサワラの下枝とりの作業に取り掛かりました。

現地初回からここまで頑張って下さると思っていなかったので、いやはや、あっぱれです。

活動終了後、オオブタクサの壁がなくなり、向こう側が見通せるようになったススキ草地で

市街地の眺望と吹き抜ける風の涼しさをしばし堪能しました。次回の活動も楽しみです!

おまけ。作業中に顔を出したクモヘリカメムシとウスバカゲロウです。愛おしいですね!


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