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第3回里山レンジャーズ養成講座と竹灯籠まつり

6月24日、自然館中庭のアカザの葉っぱにスペースシャトルが打ちあがりました。

水鉢に群生しているチゴザサは今が花盛り。濃赤紫色の柱頭がなんとも可愛らしい!

さて、今日は八王子市主催の第3回「里山レンジャーズ養成講座」が開催されました。

今回も講師を担当し、前半は緑地保全活動における安全管理、手道具の扱い方についての

レクチャーを実施、後半は実際に屋外へ出て林床のササ刈りや低木の剪定を行いました。

危険予知のワークショップでは、多くの意見が交わされ、皆さんも真剣そのものでした。

作業終盤、受講生の方が1匹のクロスズメバチ(全長約1cm)に数ヶ所を刺されるという

アクシデントが発生しました。応急処置から病院への搬送まで、速やかに対応できた

こともあり、大事には至りませんでした。事前の下見では巣などは発見されなかった

ため、意図せずハチを刺激してしまった可能性があります。このように、現地では何が

起こるかわからないので、万が一事故が起こってしまったときにも、すぐに適切な対応が

できることの必要性を感じるとともに、奇しくも午前中の安全講習でハチ対策について

学んだ直後ということもあり、皆さんの中での危機意識がさらに高まった様子でした。

夜は、堀之内寺沢里山公園で開催されていた「竹灯籠まつり 里山でホタルと遊ぼう」に

参加してきました。例年を上回る多くの来場者で賑わう会場では、アマガエルの

大合唱をBGMに多数のゲンジボタルが乱舞しており、とても幻想的でした。

地元でこんなにも素敵なシーンに出会えることを、誇らしく思います。

ホタル舞う夏の里山。今後も末永く、大切に守り繋いでいきたいですね!


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