10月28日、ソニーグループ㈱と日本自然保護協会の共催による毎年好評のイベント、
わぉ!わぉ!自然観察会「生きものフォト講座」が長池公園で開催されました。
自然の中で思わず「わぉ!」と心が動いた瞬間を、記録に残してみんなに共有しよう、
ということで、この講座では写真撮影よりも、まずは観察そのものを大事にしています。
私は講師として参加のため、皆さんのように素敵な「わぉ!」は撮れませんでしたが、
いつも一人で見ている時とは、ちょっと違った目線で観察ができました。
写真は、ケチヂミザサ、クズマダラホソガのリーフマイナー(食痕)、コガタスズメバチ、
メナモミとシマサシガメ、アカスジキンカメムシ、ナミアゲハ、ウスキホシテントウ、
イヌザンショウ、カラスウリです。メナモミに集まるシマサシガメは参加者の一人が
見つけて下さったものですが、サシガメの仲間は、植物の汁ではなく昆虫の体液を食する
肉食性。ほとんど昆虫の来ないメナモミの茎葉に集まっていたのはなぜでしょう・・?
子どもから大人まで、たくさんの「わぉ!」を発見し、楽しい時間を過ごしました。