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満開のハリエンジュとエゾムシクイ確認

5月5日、こどもの日です。連休と連休明けからの出張で長らく不在にしており、ご迷惑を

おかけしております。植物の質問や問い合わせなど、直接お答えできず申し訳ありません。

その間も、長池公園では季節がどんどん進んでいます。幸い、公園で見頃の草木については

自然館スタッフが精力的に花パト(偵察)を行い、インスタの自然情報や自然館のボードに

随時更新して下さっているので、ぜひそれらのタイムリーな情報を参考にしてみて下さい!

各地でハリエンジュ(ニセアカシア)の花が見頃を迎えています。特に河川敷に多い木ですが

公園の林縁や集合住宅の斜面林などでも見ることができます。双眼鏡で花を覗いてみると、

たくさんのハチやアブが飛び交っているはずです。頭上の高い位置でたわわに咲いた花は、

飛翔昆虫にとって重要な蜜源となっています。(※写真は6日の風雨で落花する前に撮影。)

この日、別のスタッフが自然館前で珍しいエゾムシクイのさえずりと姿を確認しました。

日本の高原や涼しい地域で繁殖する夏鳥で、長池公園では春と秋の渡りの時期限定で稀に

記録されています。ここ数年は毎年のように長池公園を通過していきますが、一日二日で

すぐに渡り去ってしまうので、「ヒーツーキーヒーツーキー」というさえずりを聴けた

人は幸運です。今回、あいにく私は出会えませんでしたが、嬉しい報告に拍手を贈ります!

おまけ。長池公園自然館で「カラーセロハンできれいな影をつくろう!」を開催しました。

当日受付限定のイベントにもかかわらず、8組の方が来てくださいました。参加者は全員、

小学生の親子でした。ハサミで紙を切ったり、カラーセロハンを貼ったりと、楽しみながら

素敵な作品を作り上げていきました。果たして、こどもの日の思い出づくりになったかな?

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