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河津桜に囲まれて

3月6日、先日ご紹介した展示会が始まり、初日から多くの方にご来場いただきました。

特に机の上に並べられたアルバムに収められた古い写真の数々は、由木地区の昔を知る方に

とっては非常に懐かしく、知らない方にとってはその豊かさに驚かれることと思います。

いつの間にか、各地でカワヅザクラが満開になっています。園内ではありませんが、近隣の

カワヅザクラに1羽のヒヨドリが蜜を求めて飛んできました。仲間はおらず、この子が独占

状態です。せわしなく花をつついて廻り、忙しそうです。その嘴は、花粉がいっぱい付いて

黄色く染まっています。嘴が黄色いのがムクドリ、黒いのがヒヨドリ、という見分け方が

これでは通用しませんね笑。時には体をひねって逆立ちしたり・・見ていて飽きません。

午後から別所小学校へ出かけてきました。おおぞら学級の子どもたちによる野鳥の発表会に

招待してもらったのです。わくわくしながら訪れると、早速校庭の鉄棒にジョウビタキが

止まって出迎えてくれました。こんな光景が窓の外に見えたら授業どころではないなぁ・・

野鳥の発表会は、これまで1年間、長池公園で観察を続けてきたまとめとして「野鳥博士に

なろう」というタイトルで行われ、各自の好きな野鳥について調べて発表するものでした。

普通の発表会形式だと思っていたら、①教室で2人ずつパネルをつくって発表し、それを

私たちが順番に周っていく聞いていく。パネルにはQRコードが貼ってあり、読み取ると

児童が鳴きまねした鳥の鳴き声が流れる。②プロジェクターに長池公園の地図を投影し、

各ポイントで観察した野鳥について発表。と、どちらもかつてない方法で面白かったです。

クラスのみんなに対して発表するのではなく、私たちのために発表してくれるという形で、

教室間の移動を児童がエスコートしてくれたり、あちこちに拾った羽が展示してあったり、

先生手作りの鳥の被り物(3枚目)が用意してあったりと、おもてなし精神たっぷりでした。

先生も含めて、学級全体が野鳥観察を心から楽しんでいる雰囲気が伝わってきました。

発表の様子などは撮影していないので、写真はこれしかありませんが素晴らしかったです!


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