top of page

木漏れ日のリスアカネ

Aug 23
2 min read

8月18日、巡回清掃で松が谷方面の公園緑地を廻りました。大塚西公園ではちょうど草刈りが行われた直後でした。

先日、池の奥で倒木が発生し、その際に処理しきれなかった一部の枝葉が、池の水面にまだ生々しく残っています。

その状況を見廻っていると、池の縁にヒラリと赤トンボが飛来しました。後ろの木々が鬱蒼として木陰を作っている

中に、わずかに木漏れ日が差しているスポットがあり、真っ赤な腹部がキラリと輝いています。そっと近付いてから

胸部の模様や腹部末端の色や形を確認すると、正体はリスアカネでした。ちなみに、名前の“リス”はトンボ学者の

人名に由来するそうです。リスアカネは以前にも別の場所で観察したことがあり、その時に特徴や見分け方などを、かいつまんで書いておいたので、詳しくはこちらの記事を参考にしてみて下さい。リスアカネとカノコサビカミキリ

さて、このリスアカネですが、個人的には大塚西公園での生息は初めて気が付きました。カエルやトンボをはじめと

する水生生物の賑わいを取り戻すべく、池清掃や在来性水草の導入などを進めてきた成果といえるかもしれません。

その後、東中野公園の鴨池ではアオモンイトトンボ、望地公園の林床ではコノシメトンボと、すっかりトンボ漬けの

巡回となりました。松が谷地区はほぼ全域が多摩ニュータウンエリアに含まれ、昔ながらの谷戸の光景を見ることは

できません。しかしながら、点在する緑地帯には修景池や湧水がわずかに残されており、トンボたちはそれら水域の

重要性を教えてくれる指標的存在といえるでしょう。身近にトンボが飛び回る光景を大事にしていきたいものです。


 
 
bottom of page