12月22日、今月は、自宅の周りだけでなく南大沢駅周辺の街灯や別所2丁目の住宅街など、
各地でヒナコウモリの声を聴きました。ヒナコウモリについては、たびたびこちらで話題に
してきましたが、渡りのルート上にあるのか、定着しているのか、未だに詳細は不明です。
ところで、先週18日の講座で集合場所となった南万騎が原駅前の植え込みに、こんな美しい
羽が落ちていました。一目見て、トケン類(カッコウの仲間)の尾羽であることはわかったの
ですが、これまで何度か拾ったことのあるツツドリの尾羽よりもだいぶ小さい感じがして、
帰ってから計測してみました。するとやはりその直感は当たっており、ホトトギスの尾羽が
サイズ、模様ともに該当することが判明しました。ホトトギスは夏の渡り鳥なので、すでに
国内からは渡去してしまっているはずです。羽の傷み具合などからして、おそらく渡去前に
落としていったものではないかと推測されます。いずれにしても、個体数の少ない本種の
羽は滅多に拾えないので、思わず小躍りしてしまいました!(※自然館に展示中です。)
羽を拾ったすぐそばにはマテバシイが列植されていました。しばらくドングリなどの観察を
楽しんでいると、こんな殻斗付きの枝を見つけました。写真中央の殻斗にご注目下さい。
これ、誰がどう見ても“カエルの顔”ですよね!?個人的にはこの日一番の大発見でした!
参加者の皆さんも共感して下さり、すぐにスマホで撮影大会となりました。ケロケロ~♪
こちらも早速、自然館の展示に加えていただきましたので、ぜひ実物をお確かめ下さいね!
おまけ。先日21日の夕方、自宅の駐車場付近で見かけたアオゲラとジョウビタキ(雄)です。