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待ち合わせはノアザミの花で

5月26日、朝と夕方に自然館周辺でアライグマの観察情報が複数件、寄せられました。

センサーカメラでは頻繁に写る野生動物の一つであり、夜間には時折見かけるものの、

明るい時間帯の記録は珍しいです。今後、少しずつ野良猫化していくのでしょうか?

ところで、先日24日午後は、工学院大学の学生と一緒に民有緑地をハシゴしてきました。

最初に訪れた緑地では、眺めの良い稜線部分に自然草地が広がっており、点々とノアザミが

咲いていました。記録写真を撮るために近付くと、2匹のナミアゲハが花を訪れました。

一つの頭花に仲良く並んだ姿は珍しい光景です。アゲハの仲間は赤い花が大好きですね!

この草地では、アズマイバラが花盛りであったほか、ぷっくらとしたアマドコロの果実や

コガシワ(コナラ×カシワ)などを見ることができました。この辺りでは民家の庭先などに

カシワがよく植えられており、それらが自生のコナラと交雑して生じた雑種のようです。

リュウノウギクも葉を広げていたので、次回の秋の調査を楽しみに待ちたいと思います。

おまけ。定点観察中の自宅前のホオノキにいたカシルリチョッキリと、玄関前にやってきた

キマダラミヤマカミキリです。毎年必ず団地内に飛んでくる、常連さんのカミキリムシ。

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