広がるチャボタイゲキ
- Mar 6
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3月3日、待ちに待った雨降りの一日となりました。すっかり干上がっていた池にもようやく水量が戻ってきました。
ヤマアカガエルの産卵にも期待がかかります。瀬切れ状態となっていた浅川も水流が戻っていると良いのですが・・
話は変わりますが、先日、京王堀之内駅から北東200mほどの歩道の植え込みで、チャボタイゲキという外来植物が
群生しているのが見つかりました。由木地区ではこれが初めての確認となります。区部や北多摩では見かける機会が
もともと少なくなかったのですが、最近は日野市、青梅市などでも相次いで見ており、内陸部でもじわじわと分布の
広がりを感じていたところでした。原産国はヨーロッパや北アフリカ、西アジアなどで、日本には江戸時代くらいに
すでに長崎で確認されているので、外来植物の中では比較的古い歴史を持っています。この植物の面白いところは、
いつ見てもたいてい花が咲いていることです。今回も、発見の報せを受けて、花が咲いていたらいいなと思いながら
見に行くと、期待どおり、よく開花していました。花の後にできる面白い形の果実も同時に見ることができました。
いったい本来の開花時期は何月ごろなのだろうと不思議に思って調べてみると、「ほぼ一年中見られる」との記述が。
チャボタイゲキは一年生植物なので、種子での繁殖が重要となりますが、年中花を咲かせて結実し、数多くの種子を
生産しているだけでなく、その散布様式も蒴果が弾ける自発散布のほか、アリによる運搬なども盛んに行われている
ようで、繁殖力は高いと思われます。昨今の分布拡大が気候変動などと関係しているのか、気になるところですね。
この場所では繁殖を終えた一群が鮮やかに紅葉していました。同じトウダイグサ科の植物では、タカトウダイの葉が
真っ赤に色付く例が知られていますが、チャボタイゲキの“草紅葉”も負けず劣らず見応えがあって、魅力的です!
今はまだ、まとまった範囲に群生している状況ですが、近い将来は身近な雑草の一つになっているかもしれません。
おまけ。長池公園内で試行的に設置されている「雨庭(レインガーデン)」の様子です。雨庭は、雨水を一時的に貯留
してから地中に浸透させる構造を持つ植栽空間のこと。新時代のグリーンインフラの一つとして注目されています。
もちろん、生きものビオトープとしての機能も期待できるので、今後、どのように進化していくか期待しましょう。





























