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小さな現場監督

12月19日、梶川緑地の剪定枝搬出と、梶川公園の落ち葉清掃を実施しました。

落ち葉清掃ではお馴染みのモズが、作業をする私たちから片時も離れず付いてきました。

落ち葉が取り除かれた直後に、地中から這い出てくる虫や土壌動物を狙っているのです。

その行動はかなり大胆です。小さな現場監督に見守られながらの作業に、チームメイトも

思わず手を止めて観察していました。「落ち葉掃きといえばやっぱりアイツだよなぁ!」

なんて言いながら談笑していると、真顔でじーっとこちらを見つめてくる始末・・

お昼休みに堀之内寺沢里山公園へ寄ってみました。冬の渡り鳥の渡来状況チェックです。

ゲートを入ってすぐに、針葉樹の中を鳴きながら飛び回る小鳥の群れが目に入りました。

双眼鏡で確認するとキクイタダキでした。今シーズン、由木地区では初めて確認しました。

うまく写真が撮れず、早々に諦めて歩き始めると、頭上をリュウキュウサンショウクイが

鳴きながら通過していきました。全体に鳥影は多いのですが、じっくり観察できる子は

少なく、唯一愛想の良かったキセキレイと、ルリビタキ(雌タイプ)の証拠写真を載せます。

最近、堀之内周辺でよく見かけるトビが、龍生寺のツガの木のてっぺんに止まりました。

大きな体でこちらを見下ろして、貫禄たっぷりです。しかし、トビが小鳥を襲って食べる

ことはまずありません。それをよくわかっている小鳥たちも全く無警戒で過ごしています。

上ばかりに気を取られてしまって、“またカケスの羽でも落ちていないかなぁ”と足もとに

視線を移すと、本来は春に開放花を咲かせるはずのノジスミレが点々と咲いていました。

周りにはシラカシの新鮮などんぐりが転がっています。季節のチグハグ感に思わずニヤリ!

次回はちゃんと時間をとって、キクイタダキのリベンジを果たそうと意気込んでいます。

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