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堀之内の植物

9月1日、関東大震災から100年、私たちも「首都直下型地震」への備えが大事ですね。

午前中、活動の下見などで堀之内方面の公園を廻った帰りに堀之内寺沢里山公園へ。

目的は、昨年、攪乱された後の湿地で14年ぶりに復活を遂げたサワトウガラシの確認です。

残念ながら、今年は乾燥などによって、ヨシ湿地の状況が大きく変わっていたため、

再確認には至らず。残念ですが、やはり発芽には湿地の攪乱が必須なのかもしれません。

十字に積み上げた積み木のように、規則正しく並ぶ葉が特徴的なコシロネは、今が花盛り。

俵型の花序が可愛いアイダクグ(タイワンヒメクグ)や、希少なミズの群落も健在でした。

その他では、エダウチスズメノトウガラシ、アゼトウガラシ、アゼナ、アブノメ、キクモ、

マツバイ、ホタルイ、ヒデリコ、ヒメヒラテンツキ、ヒナガヤツリ、ヒンジガヤツリ、

ホソバヒメミソハギ、ミゾカクシ、ヌマトラノオ、チョウジタデ、ミズニラなどなど。

こちらは、堀之内寺沢里山公園に隣接する水路に沿って群生しているマルバツユクサです。

今でこそ堀之内周辺の畑や路傍など、あちこちで見かけますが、以前は稀な存在でした。

ここ10年ほどの間に、法面の造成土や畑の堆肥などに混ざって定着し、広がったようです。

8月13日と25日の記事に登場したチャボウシノシッペイが、京王堀之内駅前のバス停付近に

群生していました。ブログを読んだ自然館スタッフが発見して教えてくれたものです。

まさに“灯台下暗し”!地味な雑草ですが、躊躇せず記事に取り上げて良かったです笑。

さて、午後からは横浜から来客があり、ヒアリングと公園の視察をお受けしました。

横浜里山研究所「NORA」、横浜市環境創造局、および横浜市の緑地でご活躍の皆さん、

ご来園いただきありがとうございました。今後も交流させていただけたら嬉しいです!

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