1月15日、産経新聞朝刊で長池公園のノウサギを取り上げていただきました。
ノウサギが元気に暮らしていくためには、彼らの狭い行動範囲の中に、複数の異なる環境がまとまって存在していることが重要と考えています。
・一年を通して、食糧となる旬の植物が豊富に生育する明るい林床や伐採草地
・日中の大半を過ごし、外敵の接近時にもすぐに隠れられる灌木や下草の茂み
・草食動物にとって重要な水分補給が常時行える細流や水場
こうした環境が隣り合わせで存在している場所の一つが、長池公園に見られるような“谷戸”です。
里山を荒廃させないために行っている山仕事の一つ一つが、谷戸の植物多様性を豊かにし、ノウサギの暮らしを支えることにも繋がっているのでしょう。
直近では、2022年3月にセンサーカメラでの撮影されて以降は音沙汰がありません。
ただし、2020年の冬までは長池公園内で食痕やフンがたくさん見つかっていますので、
今年は、何とかノウサギ生息の物証を見つけたいところですね!
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