7月20日、朝、自宅を出ると目の前の桜の枝にツミの若鳥が飛び込んできました。
“ジジジッ”とアブラゼミが慌てて逃げていきます。先日の記事に書いたとおり、
やはり巣立ち後のツミはセミをよく食べているようです。
両手が子どもの手で塞がっていたので、残念ながら写真は撮れませんでした。
出勤すると、自然館前でツクツクボウシが鳴いていました。今季初鳴きです。
いつの間にか、道ばたの雑草も盛夏から晩夏の顔ぶれに入れ替わりつつあります。
写真は、いずれもイネ科雑草のウシノシッペイ、メガルカヤ、アキノエノコログサです。
今日は別所小学校の1・2年生(約90名)が来園し、夏の昆虫探しプログラムを実施しました。
前回、1年生は姿池斜面草地でバッタや鳴く虫を観察しており、今回は林縁の昆虫に
スポットを当て、つくいけの道の木陰を辿りながらぞろぞろと散策しました。
トンボの観察、手すりの上の虫探しなどを楽しみ、あっという間に時間が過ぎました。
印象に残った昆虫は、ウシカメムシ、アジアイトトンボ、オオホシオナガバチなど。
広場では、前回よりも大きく育ったバッタ類やカマキリも観察することができました。
子どもたちは相変わらず超が付くほど意欲的で、こちらが何もしなくてもどんどん生き物を
見つけて教えてくれます。2人のスタッフだけではとても耳が足りませんでした笑。
夏休みには、ぜひ家族や友達と公園に出かけて、今日の経験を実践してもらいたいですね!