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別所小学校おおぞら学級プログラム

6月15日、昨日開花した2番花のジュンサイは雄性花となり、再び水面に顔を出しました。

朝から多くの方が見学に訪れ、開花の喜びを分かち合うことができました。

中には、このブログの文章を手書きで書き写し、活用して下さっている熱心な方も!

嬉しいやら、恥ずかしいやら・・でも、本当にありがたいことです。

鹿島地区の巡回清掃中、梶川緑地の園路沿いで美しいキノコの群れに出会いました。

カエンタケのような鮮やかさにドキッとしましたが、触ると柔らかくてもう少し細身。

正体はベニナギナタタケです。梅雨はキノコの観察適期。またまた楽しみが増えますね!

午後は霧雨となりましたが、別所小学校おおぞら学級の定例プログラムを実施しました。

テーマを急遽、「梅雨の自然観察」に変更してアジサイ鑑賞と雨宿りをする生き物探しを

行いました。毎月、季節に応じてテーマを決めているので、むしろ雨天は好都合なのです。

自然館の窓枠、ツワブキやフキの葉裏、樹名板の隙間など、生き物が雨を凌ぐために潜んで

いそうな場所を片っ端からチェックしていくと、思ったとおり、色々な発見がありました。

子どもたちが見つけてくれた中で、特に印象深かったのは美しいムツボシタマムシ(死骸)と

ミツバチそっくりのヒメトラハナムグリです。みんな、私よりもずっと生き物探しが上手。

プログラムも終盤、先日6月9日に卵を守っていたエサキモンキツノカメムシのことを

思い出し、見に行ってみました。すると、卵から一斉に孵化した赤ちゃんカメムシの姿!

母カメムシに見守られながら、ちょこまかと動き回る赤ちゃんカメムシたちは、

不思議と気持ち悪いとは思えず、むしろ応援すらしたくなるほど可愛く見えました。

継続観察が生き物への意識や受け止め方をも変えることを、身を持って実感したのでした。

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