1月22日、別所小学校おおぞら学級の総合学習対応の様子を2回に分けてご紹介します。
おおぞら学級の皆さんとは、毎月1回の自然体験プログラムや年2回の落ち葉かきで
お会いしていて、生徒さんとスタッフはすっかり顔なじみの間柄です。
先日19日は、「木の顔さがし」と称して冬芽と葉痕の観察を行いました。
2日前の活動では“落ち葉”に注目しましたが、今回は“葉を落としたあとの枝”がどうなっているのかを見てみようというわけです。
はじめに自然館前のオオバヤシャブシとアジサイで、冬芽と葉痕について解説しました。
一人一台、虫メガネを片手に持って、いざスタート!
子どもたちは次々に色んな“顔”を発見し、「顔、見つけたよ!」と笑顔で教えに来てくれました。
ガマズミの葉痕は“毛深い宇宙人”なんですって!
先生方も熱心に探していましたが、そこがこのクラスの良いところ。
葉が落ちた後の樹木にあえて注目することはなかなか無いので、新鮮だったのではないでしょうか。
最初は少し殺風景に見えていた冬の雑木林。
それが今では、豊かな表情を見せてくれる楽しい場所になりました。
「見つける・味わう・表現する・分かち合う」
そんな“じっくり観察”の積み重ねによって、景色の見え方や空間の捉え方までもが変わっていくものなのですね!