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今年も秋葉台小学校野鳥授業スタート

6月26日、毎年恒例の、秋葉台小学校4年生を対象とした「身近な野鳥しらべ」の授業が

今年も始まりました。2013年頃から授業支援を担当しており、12年目くらいでしょうか。

子どもたちからも好評のボードワーク「鳥ってなぁに?」で鳥の体の仕組みについて楽しく

学んだあとは、双眼鏡の使い方や注意事項を確認した上で、2グループに分かれて園内へ。

お待ちかねの観察タイムです。存在感抜群のガビチョウなど10種類の野鳥を観察しました。

先頭集団は、今年生まれのシジュウカラの若鳥の群れを見ることができました。あの巣箱で

育った子かもしれません。もう立派に自分たちの力で食糧を調達をしている姿が頼もしい!

道中、あちこちで姿を見せてくれたガビチョウです。目立つところにも平気で出てきます。

さえずっている時は動きも落ち着いているので、観察入門編には最適な種類といえますね。

私がガビチョウを初めて見たのは高尾山で、30年前の1995年8月のことでした。その頃は、

まだ里山や街なかにはほとんど進出しておらず、今ほど一般的な外来鳥ではなかったので

種名がわかったのもだいぶあとになってからです。当時の私は小学4年生。そう、あれから

30年経った現在、私は鳥の先生となって、小学4年生の彼らと一緒にガビチョウを観察して

いるのです。もしかすると、彼らのうちの誰かが、いつか大人になって、今日の出来事を

思い出すことがあるかもしれない。そんなことを思うと感慨深い気持ちになったのでした。

授業の様子です。熱中症対策のため、室内でボードワークを行う時間を長めにとりました。

この人数で動くと、野鳥は警戒します。前のめりの何人かが近付けば、逃げてしまいます。

でも、そうやって野鳥との適正な距離感を少しずつ覚えていくことも大切ですし、そんな

ときのための双眼鏡なので、問題ありません。意欲と探求心こそがもっとも大事なのです。

みんなの熱意にこたえてくれたご夫婦の皆さんに感謝です。子育てもお疲れさまでした。

おまけ。SNSが二重虹の投稿でいっぱいになっていました。私は見逃してしまい、残念!

別のスタッフが撮影した写真をお借りして掲載します。負け惜しみは言いませんったら。

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